ちんちん電車２（東武伊香保軌道線）

ちんちん電車の続きです。

今日、ちんちん電車の車両がお披露目されましたが、今後はかつての伊香保温泉駅に設置さ

れるそうです。昭和31年に廃線となるまで、前橋と高崎駅から伊香保温泉まで多くの文人も利

用しました。

伊香保で不如帰などの名作を書いた徳富蘆花も大正3年伊香保も追々発展して電車が通うよう

になりましたと書き残しています。

今日の会場にはかつて走っていた頃の写真が飾られていました。

高崎市の歯医者で田部井さんという方がいて、鉄道の写真では有名な方です。

ちんちん電車もとり続け、最終日には乗って、運転手さんに電車の部品ももらったそうです。

古き良き時代。時間もゆっくり流れていた時でしたね。

ちんちん電車（東武伊香保軌道線）

かつて前橋駅から伊香保温泉まで走っていた伊香保軌道線。

その車体が渋川の平方眼科に大切に保存されていましたが、綺麗になり、伊香保温泉に展示されることになりました。

今日は、その途中の渋川市四つ角でイベントが開催され、トレーラーに乗った車両がお披露目されました。

私も10年前、ちんちん電車の話を伺いに亡くなった先代の平方先生にお話を伺った事もあるのでとても懐かったです！