まあるい地球

雑多な内容のブログです。

日記 ウイスキー🥃がお好きでしょ?

2019-01-16 02:56:18 | 日記
日記 ウィスキー🥃がお好きでしょ?


ついに、ウィスキーが美味しいと感じる歳になった。ビールは付き合いで、最初の一杯までとする。皆んながジョッキガチンコするのに、1人ウィスキー水割りってわけにはいかないだろ…。 グラスに持ち手がないから、当たったら痛そうだし。それでも若かったら、やったよね。私だったらさ!(笑)

もう、ビールは飲めないな…。不味い!
ウィスキーはまろやかでトローりとして美味い! あんまり薄めないからね。トローりしてる。(笑) そのうち、ロックで飲むようになるんだろうか…。ヤバイな…。まあでも量飲めないから大丈夫かな。酒弱いんで。



ウィスキーを一番最初に飲んだのはいつだろう…。 サイドボードに並べられたナポレオンとか高級ウィスキーを(ブランデーなどと区別つかない)深夜映画を観ながら、見よう見まねで水割りを作って、ひとり飲んでいた。
そんなある日のこと。酔うとはどんな感じなのかを探るべく、ウィスキーの味の感想を母親に話してみた。

母親 「(≧∇≦)アレ飲んだの? あれは中身、全部水なのよ。全部私が飲んじゃって、中身は全部水なのよ!」

私 「…。 なんか…色々浮いてたんだけど…あれは何?」

母親「……。(≧∀≦) 水垢?」

わだす 「…。 _:(´ཀ`」 ∠): 」


ってことを、奥さん失くして独り身になった老人宅へ、先日お線香あげに行った時に思い出していました。


私 「最近、ウィスキー🥃だよ。 」と言いながら、老人宅のサイドボードに並んでる高級ウィスキーを眺めながら言った。

老人 「それは中身全部水だよ。これ飲んでみ?ブランデーの梅酒だから」
と、言いながら、ペットボトルに入った、浮遊物のある茶色い液体を私に見せた…。
油性ペンで、梅酒ブランデーと書いてある…。

私、 (汗)即座に拒否反応ビンビン!!!!
「い、いや、私、甘いの飲まないから…」

老人 「 砂糖は入ってないって。ブランデーと梅だけで作ってんだから。これはみんなが欲しがるんだってーの! いーから飲んでみっ❣️」

わだす 「_:(´ཀ`」 ∠): い、いや、私、甘いの苦手だから…」

老人 「だからっ! 砂糖は入ってないんだって!! これは高級梅酒で、みんな泣いて欲しがるんだってーの!!」キレかかる老人。

わだす… 「 そ、そう?_:(´ཀ`」 ∠): じゃ、じゃあ、一杯だけ…_:(´ཀ`」 ∠): も…もらう? もらってみる?」わだす、打つ手なし…。

老人 意気揚々にサイドボードから切子のグラスを取り出すと、天井の照明にかざしてくもり具合をチェック。それから事もあろうに、冷蔵庫にかかっていたタオルでグラスを磨き出した…。

わだす い、いやーー!!!! それ、ハンドタオルだろーがっ!!! オマエー! ! それ、ハンドタオルだろーー!! おいじじー!ふざけんな!!ジジー!! ハンドタオルで拭くって……ハンドタオルで…_| ̄|○…
…心中 大絶叫の嵐吹き荒れ候…。


老人は、ウキウキと、キュッキュッキュッキュッ、グラスを磨いて、浮遊物のある茶色の液体を、ハンドタオルで拭いたグラスに注ぎ、ドヤ顔で私に差し出したのであった。


かつて、この時ほど、私の覚悟が肥大したことはあっただろうか。
かつて、この時ほど、腹を括りまくったことはあっただろうか。


わだす…
老人の生き甲斐を潰しては……。折角、心を開きかけているんだし…。
老人の生き甲斐を潰しちゃダメ…_:(´ཀ`」 ∠):
せ、せっかく…_:(´ཀ`」 ∠):…_:(´ཀ`」 ∠):_:
「うっ… オエっ… うっ…美味いね… _:(´ཀ`」 ∠):_:(´ཀ`」 ∠):」


老人 「ʅ(◞‿◟)ʃ そーだろ、そーだろ。これはブランデーで出来てる高級品なんだから!」



私は帰宅後、 何度もツバを吐いた。
気持ち悪くて気持ち悪くて、飲んだ梅酒を全て吐き出してしまいたかったけど、それはさすがに出てこず。代わりにツバを、何度も何度も吐いた。



感想…。
私は、普通に生活していたら、インフルエンザになんかかからないのである。
腹痛だって滅多におこさない。
けれど…
けれど…。
メンタルから具合は悪くなることはある。
メンタルってのはマイボディの総支配人なのである。それをまざまざと思い起こされた年初めであった…。_:(´ཀ`」 ∠):