日記 入院日記 ③
今時の大部屋病室内は、MAX4ベッドで、皆さんカーテンをぴっちり閉めきっております。
私なんぞはわりかしオープン派なので、カーテンは開けておく派なのですが、看護師さん等が訪れた際に、締められてしまいます。
昔は、カーテンは皆んなガッツり開けていて、食事タイムなんかも和気あいあいと食べておりました。
面会者もちょくちょく病室に訪れて、友人がいない私なんぞは、肩身が狭かったものを思い出します。
その点、今はいいです。
面会者は家族限定で、特定の場所でのみ面会可能なので。
病室のドア付近にはネームプレートがあって、昔はそれを頼りに見舞いに訪れたりしました。
今は名前なんぞは記さず、何科の患者かだけ記されております。
部外者が自由に出入り可能な病室は、盗難なんかも発生しておりましたので、その点今は安心ですね。
病棟は、重症者ほど階が低くなり、ナースステーションに近い病室になります。個室もナースステーションに近くなります。
半年前より4度の入退院を繰り返した結果、見知らぬ患者さんとも仲良くなったりして、回を重ねる度に、入退生活もある意味楽しく過ごせるようになりました。笑
ただ、激痛の下なのが難点です。
あるおばあちゃん患者さんが話してくれました。
『 先生にね、もうちょっと入院を伸ばして欲しいってお願いしたのよ。そしたらね、それは無理です。って…。ここに居たら上げ膳据え膳で、3食出て来るんだもの。家に戻ったら、全部自分でこさえなきゃ、でしょ? 』
なんて患者さんもおられました。
その方、個室でシャワーも付いているので、よほど快適でらしたようです。笑