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暴政大国

2013-12-27 04:38:02 | 日記

驚きをかくせません。なぜ安倍首相はこの時期に靖国を参拝する必要があったのでしょうか?

「私が安倍政権の発足した今日この日に参拝したのは、御英霊に、政権1年の歩みと、二度と再び戦争の惨禍に人々が苦しむことの無い時代を創るとの決意を、お伝えするためです。」と安倍氏自身がその奇異な理由を述べています。

 しかし靖国は戦争遂行の犠牲になった軍人の英霊を第一義に祭るための神社であり、惨禍で苦しんだ戦争被害者を弔う目的の神社ではありませんし、戦没者を慰霊・追悼するための神社でもありません。第二次安部政権発足1年応答日に合わせて、なぜ英霊に決意を報告しなければならないのか意味も不明です。

 まるで英霊や靖国の宗教を首相が信じこんでいるような発言でした。日刊ゲンダイの見出しには「狂乱」とまでありました。奇しくもヒトラー政権発足80周年の2013年末にアベヒトラーになってしまったとまで言う人もいます。副首相は夏に「いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」との失言を一応撤回はしましたが首相の方は確実に学んでいるかのようです。

 平和憲法が保障する「宗教の自由」も形骸化させて、解釈改憲をまた一歩進める日本は暴政大国とも言えるのでしょうか。

(アベヒトラーは言いすぎですが、確かにヒトラーは、当時最高水準の社会保障を誇ったワイマール憲法を死文化させ、再軍備してドイツ国防軍(Wehrmacht)を創設しましたが、安倍首相も日本を取り戻そうとよびかけ、平和憲法の改悪を悲願としており公約として掲げていたのは自衛隊を戦争できる日本「国防軍」なる軍隊に変えるということであり、ヒトラーと同じく再軍備を安倍首相は政治目標と明確に位置づけています。首相としての「靖国参拝」もその一環であり、第一次安部内閣で成し得なかった悲願のひとつでした。

(まるで、安倍首相の祖父である岸信介をA級戦犯容疑の批判から名誉回復させ、軍国主義の戦前で活躍した岸信介の過去の栄光を戦後も誇りとして再評価させようとすることを、安倍首相は国政の優先事項としている様にさえ思えます。)統制色の強いアベノミクスの経済政策を掲げ、特定秘密保護法をはじめとする統制法令を強行採決して戦後民主主義にも対峙しています。

 アベノミクスの手法で危惧されているのも、民衆の生活から乖離した富裕層優遇の全体主義的な手法の経済です。金融政策での景気高揚策は、国家の借金財政をさらに悪化させ、それが将来の日本経済や将来の日本国民につけを回すという無責任であり、円安で日本の通貨の価値を下げることは、日本のGDPが相対的に下がることであり、民衆の生活の質が悪化する一方で、外国人が日本で儲けや日本旅行をし易くやすくすることで、自立を誇った貿易立国日本経済も外国人頼みの経済に変えることになります。

また、ヒトラーも確かに安倍総理に負けず、派手なパフォーマンスや演出をし、ベルリンオリンピック開催や景気高揚策でドイツ国民の支持を得ました。かつて、日本軍が真珠湾攻撃した報告を受けた際に「我々は戦争に負けるはずがない。我々は3000年間一度も負けたことのない味方ができたのだ!」とヒトラーは日本軍を称えました。(実際は701年に倭国が日本国となって1240年の歴史しかなく・・当時の紀元節を踏まえても3000年はヒトラーの言い過ぎですが・・。(しかし、歴史の事実として、当時の日本軍国主義は再軍備した侵略者ナチス・ヒトラーを励まし、軍事同盟さえ結びました。ナチスのユダヤ人迫害も承知していたからこそ河豚計画も考えました。決してアジアの開放でも追い込まれた防衛戦などでもなかったのです。事実として、戦前の日本の大東亜の解放戦争の実態は、ファシズム思想のムッソリーニ、1000年帝国を主張したのナチスのヨーロッパ侵略とも共鳴して、植民地獲得に出遅れた新興列強の一員として振る舞い、世界征服の野望に駆られたファシズムと日本軍国主義は、軍事同盟にも至ったのです。

「権力主義 全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも必ずや最後には敗れる事は明白な事実です。 我々はその真理を今次世界大戦の枢軸国家において見る事ができると思います。 ファシズムのイタリアは如何、ナチズムのドイツまたすでに敗れ、 今や権力主義国家は土台石の壊れた建築物のごとく、次から次へと滅亡しつつあります。」「操縦桿をとる器械、人格もなく感情もなくもちろん理性もなく、ただ敵の空母艦に向かって吸いつく磁石の中の鉄の一分子に過ぎぬものです。 理性をもって考えたなら実に考えられぬ事で、強いて考うれば彼らがいうごとく自殺者とでもいいましょうか。 精神の国、日本においてのみ見られる事だと思います。 一器械である吾人は何もいう権利はありませんが、ただ願わくば愛する日本を偉大ならしめられん事を 国民の方々にお願いするのみです。」とは、戦没学生の手記『きけわだつみのこえ』で知られる特攻隊の犠牲者「上原良司」氏の手記でした。靖国に祭られる特攻隊の英霊の一員自らが、靖国の考えを否定しています。

先の戦争の評価を安倍首相がどのように曲解させても、日本軍国主義・ナチスのドイツ・ファシズムのイタリアを中心とした軍事独裁国家の枢軸国と、当時国際連盟加盟国に連なった民主国家および民主主義を勝ち取ろうと目指して闘争をしていた国家(ソ連を中心にした社会主義国家は、結果としては勝ち取れませんでしたが)の連合国の戦争でした。市民革命でも独立開放闘争でも民主主義の実現には多くの血が流され犠牲があったことも歴史的事実です。民主主義はもろいもので立憲主義も否定し再び独裁国家が日本で樹立されるなら、また多くの犠牲で再び取り戻さなくてはならない事態になるはずです。しかし、右傾化した今日の日本においては、民主主義と平和主義を脅かす大きな萌芽が、もう見逃されてしまったようです。

(安倍首相は「傷つけるつもりはまったくない」との言葉とは裏腹に、中韓に「配慮しても意味がない」と侮蔑の言葉さえ述べていますし、12月26日の毛沢東生誕記念日に靖国参拝を合わせた疑惑や「韓国には疲れる」との本音の軽蔑発言さえもしています。

(習近平ら中共幹部が12月26日、毛沢東氏生誕120周年記念座談会を人民大会堂で開催していた最中でもありました。)日程が意図的でないにしても、日中韓の緊張が高まっている、この時期に、あえて強行した、首相の靖国参拝は、明らかな中韓への挑発的政治行動のパーホーマンスと取れます。

 しかも反発(勝手に被害国民を加害国の靖国の英霊にしたとの批判や被害国民を加害者側に立たせるもので屈辱的との批判)がある鎮零社への参拝をあえて行って、「不戦の誓い」との詭弁さえ安倍首相は言い放っています。確かに狂乱と言われてもしかたないような矛盾した言動でした。)(実態をアベコベに主張する詭弁は、戦前から戦争を懲らしめの事変と称し、植民地化を請われた併合と称した日本のお家芸なのでしょうか?。詭弁で確保する大和魂のプライドは、本来誇るべき平和を愛する日本人の良心に反する恥ずべきものではないでしょうか。歴史は再評価し名誉回復することはあっても偽ってはいけません。)

 

12月26日、首相参拝に対して早速、日本の各宗教関係者からも異例の批判があったようです。

「私たち平和を求めるキリスト者は、この参拝が、平和を願う人々の思いを踏みにじり、憲法に規定された政教分離原則を侵したことに対して強く抗議します。」(日本キリスト教協議会・NCC)

「政府の最高機関である内閣総理大臣が靖国神社参拝行為を繰り返すことによって過去の戦争責任を否定するとともに、新たなる戦争へとこの国を導くことに最大の危惧を抱いている。」(日本バプテスト連盟)

 「靖国神社は、国難に殉じた戦没者を英霊として祀る神社として創設され、先の大戦まで戦争遂行の精神的支柱として国家神道体制の中心的な役割を担ってきました。・・日本国憲法は、戦争放棄を明確に謳い、信教の自由と厳格な政教分離の原則を定めております。殊に政教分離の原則は、国家に対し宗教的中立性を要求し、特定の宗教と直接結びつくことを禁止しており、貴職が靖国神社に参拝することは、この憲法の精神に著しく反するものであります。」真宗教派連合(親鸞の教義を受け継ぐ浄土真宗の仏教団10会派)

「靖国参拝が政治問題、外交問題を引き起こすから賢明に対応した方がいい、避けた方がいいと繰り返し言ってきた。にもかかわらず参拝したことが今後、引き起こす問題を考えると残念だ。」と異例の安倍批判(公明党の山口那津男代表)が政権側にもありました。

 また、日弁連の山岸憲司会長は、「参拝は憲法に違反し遺憾」とする主旨の異例の談話を発表しました。談話では「国政の最高責任者である内閣総理大臣が、その地位にあるものとして一宗教法人である靖国神社に公式参拝することは、同神社を援助、助長、促進する効果をもたらすものとして、国の宗教活動を禁じた憲法20条3項の精神に悖ることは明らかである」と批判しています。議員定数の一票の格差放置の「違憲」状態の居直りや特定秘密保護法の違憲性に引き続き安倍内閣は司法さえも完全に無視して対抗姿勢さえあるのではないかとも言われます。

 

 靖国は、軍人が戦死をするための、精神救済であり、イスラム自爆の精神に似ていると言う人もいます。多くの宗教は、死者を弔うだけでなく、今を生きる人々の未来を励ますものです。しかし、靖国は、軍事戦死者を弔い、国のために死ぬと言う精神を美化します。生きることや未来への励ましなどはありません。

 日本では戦前、見事に戦死することが美化されました。そのために靖国や護国寺は軍国政策で作られました。その背景には、明治政府の天皇の神格化政策がありました。靖国の思想とは、決して日本人の伝統精神などではなく、異常な戦争遂行の精神的装置でした。戦争犠牲者を祀るのではなく、「天皇のために積極的に戦って死んだ者だけをかって祀る」という極めて特殊な神社です。

 明治元年に神仏分離令の施行後、江戸時代まで日本民衆に広く普及していた仏教を弾圧し神道国教政策が政治的に進められました。 富国強兵政策に伴い、神道国教化政策が推進され、その神道の軍人版として軍部官僚が作ったのが靖国・護国神社の前身でした。明治2年に東京招魂社(幕末に戦死した志士を祀った宗教団体)が建てられ、明治12年西南戦争(西隆盛率いる薩摩軍と明治政府軍との内戦)が終結して、官軍の戦死者を祀る際に「靖国」と改名されました。

 靖国は戦時中、戦死を美化するために実際利用されました。しかも日本の国策に殉じて命を奪われた軍人を祭るだけでなく、家畜や動物扱いして紙くずのように捕虜やアジアの民衆を殺した日本軍の戦争遂行責任者のA級戦犯を英霊の神として祭っているのです。侵略戦争を美化している神社とも言えます。(琉球・台湾・朝鮮を植民地化し、朝鮮の独立運動を弾圧し、共和国となった孫文の中国を認めずシナと称した戦前の日本軍国主義の戦争を「皮膚の色とは関係のない世界の達成のため」自存自衛の戦争だと靖国神社の資料は美化して主張もしています。)

(本来、日本民衆がもっと怒るべき問題です。諸外国からの批判は侵略戦争をもたらした日本軍国主義復活の恐れに由来しますが、日本民衆にとっては現在の宗教の自由を脅かす問題が加味されます。戦前、国定宗教によって奪われたのは、日本人の内心の自由であり、思想の自由であり、反戦思想の自由でした。今日でさえも靖国参拝を当然としなければ日本人でないと言うようなバッシングさえあり、参拝が踏み絵とされて屈する政治家が多くいます。)

 靖国は沖縄戦の犠牲者や原爆や東京空襲などで死んだ民間被災者や軍と共に戦死した従軍女性は奉りません。また官軍と戦った旧幕府軍や反抗した西郷隆盛らは軍人でも奉りません。天皇のために戦って戦死した軍人だけを名誉ある「英霊」として、天皇(神)と同等に祭るもので、遺骨や仏像などの偶像もありませんが、戦争に導いた神道の思想を継承するれっきとした宗教法人です。戦前に天皇を神とした神道の宗教思想も継続しています。

 その靖国思想の前提でもあられる天皇陛下ですが、今上天皇は靖国に天皇として一度も参拝はされていません。その反発もあったためでしょうか、安倍首相は私人としてでなく、わざわざ内閣総理大臣としての靖国参拝に拘り、首相の名で「悲願の参拝」を成し遂げました。

 (靖国の遊就館には、特攻隊の若者達の写真、遺書等が展示されていますが、それを組織指導した軍部指導者らの責任や当時の歴史の過ちを問うものは一切ありません。軍部は本土防衛と和平・国体護持の政治目的のため、軍幹部はもちろん、正式な日本軍人には特攻攻撃などは一切させず、もっぱら学徒出陣者や少年兵らを特攻出撃させ犠牲にしました(特攻隊で戦死した者の769名中85%は、まだ幼い飛行予備学生・生徒でした。)特攻基地では、日本軍の整備員たちが「こんな子供をこんなボロ飛行機で!」と当時泣いたと言われます。

(特攻飛行隊だけでなく、人間魚雷に乗ったのも少年達でした。)日本軍国主義が未来ある自国の若者を犠牲にした事実を戦後も靖国は隠蔽して、逆に特攻精神を称え美化していると言えます。美談は、国のために命を捧げるのが当然だと若者を洗脳して優先的に犠牲にした当時の日本の軍部が戦後作り上げた贖罪と誇りのためのセンチメンタルでした。

 事実は、卑劣な行為でした。神風特攻隊として最初の自爆攻撃死で戦果をあげた青年達は当時神鷲として日本国中から称えられました神風特攻の初陣を指揮した大西中将は「この危機を救いうるものは大臣でも大将でも軍令部総長でもない。それは若い君達のような純真で気力に満ちた人である。皆はもう、命を捨てた神であるから、何の欲望も無いであろう。・・」と無慈悲に自爆攻撃を提案しています。爆弾を抱いてゼロ戦で自爆する作戦に集められた青年達は、全員がその場で賛同の挙手をあげたといいます。靖国で神となってあの世で会うことを純真な少年達は信じ込まされていました。一種のマインドコントロールの役割さえ当時は果しました。しかし、今日も「The cult of Yasukuni」と評価されている実態さえ今の日本の若者は知りません。むしろ安倍首相を評価する若者が多いようです。

[許されなかった帰還 ~福岡・振武寮 特攻隊生還者たちの戦争~](2006年10月21日NHK教育放送)として紹介された、元特攻隊員と特攻作戦および福岡・振武寮を指揮した倉澤少佐の証言では、(特攻隊員1276人中待機特攻隊分も含め605人が生還してたことも判明していますが)死して軍神となるはずの特攻隊員が、こともあろうに生きて戻ってきたことが、当時の日本の地域社会では、激しく非難され、「人間の屑」「卑怯者」「国賊」と罵られました。

そのため、帰還隊員にもう一度死を覚悟させて、特攻に赴かせるため、振武寮に帰還隊員が集めれていました。振武寮の隊員のなかには精神的に追い詰められ、自殺を図る若者さえいたといわれます。(それが、当時の日本の逆らえない軍事一色の狂気の風潮でした。)


 そして、今日の日本は、また戦前同様に、若者を優先的に犠牲にした政治を選択しています。将来の若者の年金政策も破綻しかけている日本政治ですが、戦争被害者に個人補償を全くしない一方で、未だに、戦争加害者への恩給の方は国民の血税で手厚くまだ支給されています。A級戦犯といわれた人たちの遺族にももちろん、処刑を免れた多くのA・B・C戦犯やその遺族にも・・。軍恩連盟(2009年3月解散)や日本遺族会は、自民党の大きな支持勢力であり、靖国神社への大きな寄付勢力です。(12年以上兵役についた(戦地勤務は3倍に換算)職業軍人が支給の中心であり、赤紙で動員された終戦間際の応召兵や学徒出陣者や特攻隊志願者はほとんど受給ができていません。)

戦後謝罪についてよく議論がありますが、本来まず、日本が謝罪しなければならないのは、学徒出陣者や特攻隊志願者の遺族なのではないでしょうか?。最も反省すべきは自爆・特攻に誘導した軍国主義の精神ではないでしょうか?。それを英霊で祭る行為で、贖罪の免罪符になるのでしょうか?



 (近年、原爆投下を昭和天皇や軍部官僚は、終戦間際に連合国と通じて、事前に知っていた?との疑惑さえもあるようですが、実際、東京裁判では、軍の最高統帥権を握っていた天皇が免訴されただけではありません。東條など政治の責任者ばかりがA級戦犯として選ばれ、下級軍人ばかりがBC級戦犯に選ばれ、皇族軍人や実際に軍令を出した責任者や統帥権を自在に利用した参謀などの実権をもって遂行した軍部官僚らは、何故か天皇と同様、被告には、選ばれなかったのです。)


 かつて人間宣言をされた際、昭和天皇は1946年に明確に靖国に対する考えを述べられました。「日本人の間には宗教心が欠如している。私は神道を宗教とは考えていない。それは儀式に過ぎず、合衆国では甚だ過大評価されてきたと考えている。しかし、たいていの神道信者は超保守的で、彼らと、神道と超国家主義を同一視していた復員兵とその他の者は、しっかりと結びつく傾向を持っているので、依然として危険な面がある。政府は、信教の自由に関する命令を厳守する立場にあり、現在彼らを取り締まる手段を持っていないために、こうした状況は危険だ。・・」と昭和天皇(裕仁親王)が、明確に主張されたことが、アメリカの公開文書には残っています・・。単なるお言葉に留まらず、そのお考えは、その後、A級戦犯合祀以降、靖国参拝を自らの意思で中止されると言う行動にまで具現化されたと言えないでしょうか。(宮内庁長官のメモには「A級が合祀され、その上、松岡、白取までもが・・・だから、私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ。」と昭和天皇がその合祀を非難する心情と不参拝の理由を述べたことさえありました。)

(A級戦犯の東條英樹は、仮に東京裁判の代わりに日本国民による裁判が設けられていても、当時の日本の法律に則っても捕虜殺害や憲兵の国民弾圧等を罪状とし有罪となっただろうと言われています。確かに戦勝国にも正義はないと思いますし、戦勝国側の戦争犯罪も批判されるべきですが、靖国が神と祭る日本軍A級戦犯とヒトラーが同盟を結んで侵略したことは事実です。その侵略軍が自国民さえ迫害したことも事実です。首相や政府が特定関与すべきでない宗教法人であることも事実です。)

  それは日本人の心の問題でも私人の問題でもありません。御国を守るためとして戦死させられた英霊の実態は多くは美化された玉砕や自決戦死させられた結果です。人道や倫理の見地からも、世界はそれをもたらす社会を非難する権利さえ有するのではないでしょうか・・ナチズムへの非難がドイツ人の心の問題でも私人の問題でもないのと変わりません・・。

 日本での報道が、中韓やアメリカやロシアやEUまでが非難したとの報道はありましたが、外国からの批判の報道ばかりで、自分達の日本の歴史認識としての根本批判が、今日欠落しているのは、大きく危惧されます。

決してヒトラーや天皇やA級戦犯が、かつて戦争を起こしたのではありません。チャーチルやスターリンやルーズベルトが起こした訳でもありません。かつてのように、ナショナリズムにそまりやすい国民が戦争の狂気に取り付かれることはたやすいことです。首相の靖国参拝を批判できなくなった今日の日本の若者達の心が、また戦争を起こすのだと私は思います。)

 (人の心の中で戦争は生まれるものなので、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。・・・ユネスコ憲章前文より・・・)



(靖国神社・前宮司の湯澤貞氏は、靖国の「霊璽簿は一年間、本殿の中に置いておきます。靖国神社のご神体は刀で、一年間本殿でお祀りしている間に御霊がこのご神体に移ります。」と発言しています。靖国の神体の正体とは、人殺しのための日本刀と言うことなのでしょうか??。また神社本庁の広報では明治憲法の「祭政一致」の復活等が主張されており政教分離に反した戦前の国家神道の復活を目指している様子です。


 日本の誇るべき戦後の平和教育は近年次々と否定されて来ました。今の日本の若者の多くは、「従軍慰安婦」の歴史が一斉に教科書から抹消された以降に教育を受け、2006年の教育基本法改悪以降に教育を受けた世代です。実は2006年の第一次安倍内閣では、教育基本法が改悪されただけでなく、防衛庁も省に昇格されていたのです。今日、加害者の歴史が、もはや忘れさられた、保守化したさとり世代の若者を作り出すのに係わっていたのも実は当時の第一次安倍内閣でした。

そして、健康問題で当時政権を投げ出した安倍首相の周りは当時スキャンダル疑惑にまみれていました。20079月発売の週刊現代は「安倍晋三 相続税3億円脱税疑惑」を報じ、安倍首相の秘書宅で中1少女が監禁され、安倍首相秘書の長男にレイプされたスキャンダルも発覚。その安倍首相秘書が暴力団から糾弾された結果、警視庁により逮捕されたトラブルの発生と長崎市長射殺事件との関係疑惑などが報じられていました。

 

 韓国の昨年デモでも安倍首相は何故か金正恩と同様にヒトラーとよく比較されました。

 

 

 暴政大国と言えば、北朝鮮を訪問したモンゴルのエルベグドルジ大統領が10月31日の平壌の金日成総合大学での演説で「いかなる暴政も永遠には続かない」と大胆に述べ「モンゴルは人権と自由を尊重し、法治主義を支持する」「人民が自由な生活を熱望するのは永遠の力だ」と、北朝鮮のエリート達を前にして、北朝鮮の「暴政」を非難したことが報道されていました。

 残念なことに、その暴政をあからさまに証明する事件が、その直後の北朝鮮に発生しました。日本文化や日本料理好きでも知られ、戦前の日本政治をお手本にしている疑惑さえあった金正日同様に、金正恩第1書記もヒトラー化して恐怖の粛清政治を始めたようです。

20131212日、北朝鮮・中央通信社や朝鮮中央テレビ報道は、国家安全保衛部は張成沢氏の特別軍事裁判を開き、死刑判決を言い渡したことを公表しました。同裁判では、張氏が国家の転覆を企んだと判断。張氏も罪を認めたとして、死刑は即日執行されました。

張副委員長は北朝鮮における親中派の代表格の人物で。中国が求めていた経済の改革開放政策を主導していたことでも知られていました。金正恩第1書記の叔父にもあたります。

平壌では市民らによる張成沢の糾弾運動が行われ、北朝鮮の国家科学院数学研究所所長の金成潤氏は「金正恩元帥は掛け替えのない太陽。張成沢はそんな太陽を覆い隠そうとした」と話し、火力発電企業の職員は「張成沢一派は天誅が下るだろう。張成沢一派を焼却炉に放り込んで燃やしてしまいたい!」と語るなど、市民は、一様に張成沢に対し憤慨して、処刑粛清が正義であるかのような報道もされました。北朝鮮・労働新聞は「北朝鮮政府が反党勢力を速やかに粛清したことで、国民は一層金正恩を代表とする労働党に寄り添うことになるだろう。さらに、命を賭して最高指導者である金正恩を支持するという国民の決意も強まった」と伝えました。

張氏の処刑後、金第1書記の呼称は「敬愛する元首」から「偉大なるリーダー」へと変化もしているそうです。金正恩第1書記に忠誠の意を示す組織が全国の政府機関、工場、企業、労働農場、大学などで結成され、ポスター、歌、詩などを利用して金第1書記を偶像化し、唯一の指導者とするプロパガンダが強化されているそうです。

韓国の報道では、金正恩が張成沢の部下の李竜河第1副部長と張秀吉副部長への指示に対し、「張成沢部長に報告する」と即答を避けた無視したため激怒した正恩氏は「泥酔状態」で処刑を命じ部下2人は11月下旬に銃殺されたといいます。驚いた2人の周辺人物が海外の関係者に電話で処刑を知らせた際に韓国政府はこの通話内容を傍受しており、関連人物の聞き取りなどから、その後の張成沢氏の粛清も避けられないことを察知していたそうです。最終的に処刑された張成沢氏の勢力は少なくとも8人いたとも言われます。

北朝鮮の対応に対して、韓国の保守系団体が12月17日に開いた集会で、金正恩第1書記の写真を燃やし、侮辱したとして、北朝鮮は12月19日、韓国に「予告なく無慈悲に報復する」という通告文を韓国大統領府に送付したそうです。それに対して韓国政府は、「軍事挑発するなら断固対応する」と返信したそうです。

日本や韓国の報道によると、北朝鮮の銀河水管弦楽団と旺載山芸術団の団員9人が金正恩婦人の李雪主も「昔は、自分たちと同じように遊んでいた」などと会話した内容を北朝鮮の人民保安部が盗聴し、正恩氏が李氏に関するスキャンダルが広がることを懸念した結果、団員9人が8月17日に逮捕され8月20日には銃殺されたと報じられていました。また、報道では銀河水管弦楽団の団長や歌手は、金正恩第1書記の指示に反して、自分たちの性行為の様子を撮影したポルノ的ものを、販売したともされています。同楽団の公演には金正恩第1書記もたびたび足を運んでおり、李雪主夫人もかつて在籍していたことが知られている楽団です。北朝鮮の金正恩第一書記の元恋人とされる歌手の玄松月さんら十数人が公開銃殺されたと言われます。李雪夫人もポルノビデオに出ていたのでは、との噂が韓国で広まり、そんななかで持ち上がったのが、張成沢氏との関連とも言われています。(真偽の程は分かりませんが。)報道では「ポルノビデオへの関わりを李雪夫人に追及したところ、張成沢氏との不倫関係も白状した」とされています。もしかして、そんな報道に金正恩第1書記は激怒したのかもしれません。

 燃えよ篝火:金正恩第1書記夫人の李雪主さんは4~5歳のころ、少年芸術団員に抜てきされた歌手で、2002年8月に福岡市で開かれたユネスコのイベントで12歳のときに日本に来たそうです。2005年に韓国・仁川で開かれた陸上のアジア選手権の応援団の一員として韓国に来たこともあるそうです。中国に留学して北京の中央音乐学院で声楽を学んだそうです。独裁国家・北朝鮮の外の世界を知っていることから、金正恩同様に一定の期待がされていたのですが・・・・。

 韓国情報院の南在俊院長は1223日、北朝鮮の張成沢氏の処刑の背景には利権対立があったとの分析を韓国国会に正式報告しました。石炭に関連して張成沢氏の側近が他機関の利権に介入し金正恩がこの問題の是正を指示したが、これに従わなかったことに起因するとしています。


 百度(Baidu・バイドゥ・日本)の提供する日本語変換ソフトが、変換した文字や文章、パソコンの固有IDなどをサーバーに送信していたことがわかったと報道し「ウイルスのようなもの」とまで言って、大騒ぎした日本報道ですが(日本語変換ソフト「Baidu IME」と、Android向けの「Simeji」)事実誤認だったのでしょうか?

日本報道は、その後かなりトーダウウンしました。「クラウド入力」という機能に由来したものであることやクラウド入力をオフにすれば、データ送信はされていなかったことも追加報道で明らかにされました。一方、グーグルは最近、本人識別ID利用に際して求めるようにもなりましたが、グーグルの収集情報がアメリカの情報機関に提供されていることがスノーデン氏に暴露されたことについては、なぜか日本では欧米のように騒がれていません。(メーリングリストサービス「グーグルグループ」による官庁の漏洩は話題にはなりましたが・・)

 

百度(日本)は最近は、BING送信も受け付けておらず、従来から確かに、いい加減さや規約の不備はありましたが、中国本土の百度とは、明らかに検索結果が違っておりデータベースも別です。日本で報道されたような漏洩や情報収集やの情報収集などの悪意もなかったようです。百度はグーグルのように「あなたへのおすすめ」などを提供するサービスもありません。

Baiduの問題は、むしろ百度一下の検索の閉鎖性やブログやブログ内容の強制削除(人間の目でもやっているようですが)の方にあると思います。


宇多田ヒカルさんの歌は戦場のメリークリスマスのカバーです。かつて百度ブログのBGMで使っていた懐かしい曲です。

I give you my heart

Hold on, let me sign it
Your senorita, a.k.a. your best friend
Hereby, let it be known
Love like never before
I'm always at your service
You just have to holla at me

NYC NYC what what
Tokyo Tokyo what what
Send it out from the streets to the highest
To the highest high
Mp3 mp3 players
Work it out, work it out hustlers
Om mani padme Hum

You know I, I'm gonna be yours tonight
We're gonna  Ooh aah
FYI, we're gonna be up all night
I'll see you later, call me
You know my number

Like Captain Picard
I'm chillin' and flossin'
It's seven o'clock
I issue a warning
That's right, we're stealing this show
Damn right, letting em know
We're sipping Chardonnay from 2pm on a working day

Ching-a-ling ching-a-ling what what
Ching-a-ling ching-a-ling what what
Take me down to the fields where the grasses
Where the grasse is lime
Mp3 mp3 players
Work it out, work it out hustlers
Om mani padme Hum

See I don't need a free loader
No I don't want a free loader
If you want a piece of this stuff
Got to give, got to give something


 

 


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