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冒険大国

2013-08-04 15:26:23 | 日記

[夢冒険]酒井法子


 2007年~2009年にヨット帆船「日照」号で中国人としては初めて世界一周を行った冒険家の翟墨(ディヂャイムオ)さんが、8月3日に尖閣諸島に近づいたので、日本の海上保安庁は、釣魚島上陸を警戒しているのだそうです。

 上海のテレビ局の記者とカメラマン達と一緒に7月30日に中国を出航した翟墨さんは山東省出身のヨット冒険家です。


 8月3日夜、「釣魚島から3カイリの海上にいる。光っているのは日本の保安庁の船だ」と写真入りで微博に投稿し「世界でもっとも美しい島・釣魚島」と紹介しています。
 微博ユーザーからは「このまま上陸を」という意見が多く「ここまで来たら遠慮するな。死んだら民族の英雄として記念碑を建ててやるから!」「船を捨てて泳いで上陸しろ」などのコメントさえ寄せられているそうです。


 那覇の第11管区海上保安本部によると中国海警局の船3隻とヨットが日本領海に一時侵入したそうです。
日本の海保巡視船が領海内に近づかないように警告すると。中国海警から「中国海警編隊は中国の管轄海域で定例のパトロールを実施している」と無線を通じて中国語と日本語で応答してきたそうです。ヨットは中国国旗を掲げており、海中に赤い旗をつけたブイを投げ入れ、一時、尖閣諸島・釣魚島の数キロで停滞しました。この民間冒険家を先頭に中国海警編隊が釣魚島上陸の「奇策」に打って出る可能性を日本当局は懸念し警戒しているそうです。


冒険といえば、先月、韓国から日本の登山旅行に参加した男性14人と女性6人で構成された40代~70代の20人のパーティーは、 中央アルプス・宝剣岳(2931メートル)を目指し7月28日に日本アルプスに入りましたが、悪天候に見舞われ、登山中に9人が遭難し、結局4人が死亡した惨劇となりました。とても残念な悲劇の事件でした。釜山の旅行会社を通じてあこがれの日本ツアーに参加した韓国の一般の旅行客でした。しかし日本アルプスの素人登山は一種の冒険行為でもありました。


 日本では、6月に安倍晋三首相が、80歳で世界最高峰のエベレスト(8848メートル)登頂に成功したプロスキーヤーの三浦雄一郎氏の偉業をたたえ、高齢者らを表彰する「三浦アワード(賞)」を創設する考えを伝えました。しかし、三浦雄一郎氏は受賞を固辞しました。平成15年に当時の最高齢としてエベレスト登頂を達成した、三浦雄一郎氏は、内閣総理大臣表彰をすでに一度受けていたのです。結局、安倍首相は、大自然の中で人間の可能性にチャレンジした冒険家を表彰する「三浦雄一郎記念日本冒険家大賞」なるものを新たに創設することにしたそうです。(しかし、やはり冒険は若者や特定の冒険者の特権です、年老いた者はもう無茶な冒険をしなくなるのが普通の人だと思います。P
 同月、全盲の鍼灸師・岩本光弘さんと、読売テレビでキャスターを務める辛坊治郎さんの小型ヨットでの太平洋横断の冒険は、遭難事故を起こし大規模な救難劇ともなりました。冒険は失敗すれば大きな迷惑を周りに与えます。)

 
 冒険者の勇気は一般の市民に夢を与えるものでもあります。

 為了你想要去冒険
 あなたが冒険に行きたいため

 我的心緊緊抱着夢
 私の心はしっかり夢を抱き

 盼望你就在身旁和我一起夢冒険
 あなたのそばで私も一緒に夢冒険を見守る
 
 友情をテーマにした日本アニメ三銃士の主題歌 - 夢冒険-が中国の若者に夢を与えた時代がかつてありました。

 『三銃士』といえば、皆は一人の為に、一人は皆の為に」の友情の誓いの言葉が有名で「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE」は日本ラグビーの合言葉として「ひとりは、万人のために、そして万人はひとりのために」は協同組合や友愛社会の定義でも使われますが、友愛を中国で主張した鳩山由紀夫元首相が、また訪中し、中国の李源潮国家副主席と8月3日に北京で会談しています。



  
 日中ともに政治の冒険が続いていますが、新華社電によると李源潮国家副主席は「日本側が過去のことを忘れず、後々の戒めとするよう希望する」と述べたと言いい、終戦記念日の8月15日を控え、日本の閣僚らによる靖国神社参拝の動きをけん制しているともみられていますが、国家副主席が、ようやく日本の政治関係者と応対したのは、やはり日中間の政治的和解への打開を狙う意味もあってのことなのでしょう。

 一方で、5年前、中国製の冷凍ギョーザから殺虫剤の成分が検出された事件で、ギョーザを製造した工場の元従業員呂月庭被告に対する初公判が7月30日、中国の裁判所で、ようやく開かれました。呂月庭被告は犯行を全面的に認めて被害者に謝罪しました。

この事件は2008年1月、河北省の食品加工会社、天洋食品が製造した冷凍ギョーザを食べた千葉県と兵庫県の男女合わせて10人が食中毒の症状を訴え、うち1人は一時重体になったものです。
 
 中国の捜査当局は事件の2年後に、元従業員の呂月庭被告を、工場で製造されたギョーザに殺虫剤の成分「メタミドホス」を混入した危険物質投与の罪で起訴しましたが、その後放置されていたのでしょうか??ようやく7月30日に、河北省石家荘の裁判所で初公判が開かれたのです。

裁判は日本大使館の職員や、日本メディアの代表など合わせて80人の傍聴が異例扱いで許可され、3時間に及んだ裁判では、中国国内でも4人の被害者が出たことや、呂被告が会社での待遇や給与に不満があったことも指摘されました。呂被告は起訴内容を認め「被害者に申し訳ない」と謝罪しました。

 しかし、起訴から初公判の長さや外国メディアに裁判を傍聴させるなど、全てが異例ずくしの扱いでした。
日本の警察庁が犯人の逮捕当時に「この罪が日本の殺人未遂罪などに該当するかどうか見極め、中国にどのような処罰を求めるべきか検討したい」として幹部を中国に派遣して、中国での今後の捜査状況をチェックして確認すると報道もされていました。
当時はむしろ添加物の味がしない美味しい餃子でした。

 
 また当時、日本のメディアは、逮捕された、呂月庭容疑者の父母に詳しく取材を実施し、事件の背景を解明しようともしました。天洋工場から約30キロ離れた農地の一角のぼろぼろな赤れんがの家に住んでいた被告は、小学校と幼稚園の2人の子供があり、天洋公司の工場の食堂の副責任者として働いていた被告とその妻は10年以上勤務していた臨時従業員でしたが、毎日の勤務時間は13時間を超えていました。工場で長年働いても、ずっと昇給はなく月給は800元(約1万円)で、子供の授業料さえやりくりがつかないほどでした。事件発生時の2008年当時、会社の天洋公司には臨時従業員は850人ほどいましたが、その多くは勤続年数2年ぐらいの新米で、呂夫婦はベテランの臨時従業員でした。

 長期間、臨時工として勤務しても正社員にしてもらえなかったと中国当局からは被告の犯行動機が発表されていましたが、事件の前年に起こっていた天洋公司「蒸し器」の施設で19歳女子工員が蒸し焼きになって死亡した事故との関連や天洋公司の経営者の責任等、犯人が事件を起こした、背景までは、やはり全面解明されたとは言えないようです。注入されたメタミドホスは水に溶けやすく水で分解されるから2年間も下水道にあって証拠とされ発見された毒入り注射器はおかしいとか単独犯はあり得ないとか日本では様々に騒がれました。

 当時の鳩山首相も真相解明にとてもこだわっていました。今回、鳩山元首相と李源潮国家副主席の会談の前に、ようやく裁判の初公判があったのも何か政治的なメッセイジを感じます。

 

 北朝鮮の政治冒険は最近静まったのでしょうか?
北朝鮮は「60年ぶりの大干ばつ」が更に深刻化しており、農作物に大規模な被害も出ているそうです。今は政治冒険どころではないでしょう。

 中国の華北地方でも、この20年で最大規模の害虫被害が発生し、山西省では約5万7000ヘクタール、河北省では約8万ヘクタールもの農地で、コメやトウモロコシなど10数種の農作物に大きな被害が出ているそうです。働き手の多くが農民工として都会に出ているため人手がなく駆除も大変な状況のようです。今後収穫が激減すれば、農民による大規模な騒乱に繋がることも懸念されるところです。

 また、南部でも農作物の収穫への影響が懸念される猛暑が発生しています。
中国各地では7月に入ってから猛暑が続いていますが、特に南部は激しく、7月29日までで南部43の市・県での最高気温が40℃を超えており、重慶市などでは42℃にも達しているそうです。中国気象局が7月30日に発表した予報によると、猛暑は8月に入っても続く見込みだといいます。高温災害の緊急対策の実施も発令されています。気温の上昇もさることながら直射日射を浴びる道路は焼けどをするほどの恐ろしい高熱になっているのだそうです。

 上海テレビの実験では(上海では7日間連続して気温が38℃を超えました。)地面に置かれた豚のバラ肉が10分で焼肉になったそうです。湖南省長沙市では地面に落とした卵に熱が通り、目玉焼きが自然に出来上がるそうです。江蘇省鎮江市では7月30、魚を輸送するトラックが横転し、道路に落下した魚が数分後には焼き魚に変わったそうです。
 これはジョークでもテレビ局のやらせでもないのです!!
(>:<)


 猛暑での集会など、民衆には冒険行為ですが、台湾の民衆は相変わらず元気です。

 

7月には台湾の若い徴兵軍人が基地内にスマートフォンを持ち込んだことに対する懲罰として上官らによるパワハラ虐待を受けて1週間、懲罰室に入れられ、1年間の兵役期間が終了するわずか3日前の7月4日に熱中症で死亡する事件がありました。

 これに台湾民衆が抗議して7月20日に約3万人がデモを行いました。

(電力第4原発の建設中止の是非を問う国民投票実施法案を巡っては、8月2日国会での採決阻止を狙う野党議員が、前日から泊まり込みで議場の議長席周辺を占拠、議長席奪還のため詰め寄る与党・国民党議員とつかみ合いの乱闘で国会審議は空転し国民投票実施法案の採決は見送られました。)

パワハラ虐待で死亡した兵士の告別式の前日8月3日には、現場公民1985行動連盟が台北市の台湾総統府前で座り込みのデモを約25万人規模で呼びかけ、警察当局発表でも10万人以上に膨れた大抗議デモに発展しました。この事件をめぐっては、すでに当時の国防相が引責辞任して軍の検察機関が上官ら18人を虐待死などの罪で起訴していますが民衆の怒りは、まだ収まっていないようです。
 馬英九総統も改めて国民に謝罪を表明しています。


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