花は正直だ。
急激に暖かくなったと思ったら、すぐに反応して一気に咲きそろった。
そこへいくと我々はいささか情けない。
反応するのにしばらく時間がかかる。
歳のせいにしたくはないが、こればかりは対応する術がない。
やんぬるかな。
話は変わるが、上の孫(男子)がいよいよ小学生になる。
先だってお世話になっていた幼稚園の卒園式があった。
何しろ都心の狭いところなので出席はしなかったが、
ビデオで見る限り、なかなか立派なセレモニーで感心した。
孫はいつになく緊張して歩きやしゃべりがぎこちない。
少しなめらかなロボットを見るようで、微笑ましくもある。
はるか悠久のときをさかのぼること幾年か、わが幼少の折はいかばかりであったことか?
そもそも卒園式なるものが行われたかどうかすら、とんと覚えがない。
式そのものが行われなかったために記憶が無いのか、
とっくの昔のことで忘れてしまったのか、
いずれにしても想像すらできない事柄である。
まあ孫も明日から次のステージに上がることになるが、
どんな小学生になり、どのように大人への階段をのぼりはじめるのか、
多少はらはらもし、楽しみでもある。
孫が成人になり、ひ孫の誕生がみられるまで
吾輩も息災でいられるよう頑張らねばと思うこの頃である。
それにしても見事に咲いた。
今日はゆるゆると観賞に出かけるとしよう。
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