日没後に、衝の時期の火星・木星・金星・シリウスの明るい4星が同じ空に一度に見られる状況が続いているが、
2月10日未明に月と火星とふたご座の2星が接近。午前3時過ぎに自然に目が覚める。ちょうど雲から-0.8等の火星と月齢11.6の月が出てくるところだった。
3時42分20秒(秒はおよその数値)、火星と月のあるふたご座より天頂方向のやまねこ座の空域に、-3等くらいの火球と言うには微妙な明るさの流星が、火星と月の方向に向かって流れるのが見えた。
流星の位置:やまねこ座、飛行方向:垂直(天頂→地平線)、色:白、痕:太く明瞭,白色。
4時頃に火星と月が建物の影に入る。火星と月の距離は1°程度。火星食直前で月の欠けた方向に火星がある位置関係となっているのが見て取れるが、火星食は見られず残念。