こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)
ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーションについて、ブログに綴っています。
日経新聞の記事に、精神科のドクターで認知行動療法の第一人者の大野裕先生が【こころの健康学】というコラムを連載されています。
大野先生は精神科の医師として、マインドフルネスについても積極的に発信されていらっしゃいます。
さて、その【こころの健康学】の今朝の記事がとても興味深いものでした。
同じ記事を目にした方もいらっしゃることでしょう。
脂肪分の高い食事を摂る人が多いアメリカでは心臓疾患にかかる人も多い。
この関連性について1980年代後半にうさぎを使って実証実験をした。
それにより高脂肪の食事と心臓疾患の発症に関係があることがわかったものの、あるグループのうさぎだけは高脂肪の餌を食べているのに健康状態が良かった。
調べると、そのグループの担当者は実験用のうさぎを抱っこしたり撫でたり話しかけたりと、愛情を注いでいたのだ。
愛情を注がれていると、例えば高脂肪の食事をとっていても健康でいられるとわかった。
孤立した状態は毎日タバコを一箱吸うのと同等の悪影響を受ける。また、親しい人や地域の人と”意味ある”交流ができている人はうつ病になりにくいという報告もある。
私達は決して一人では生きられませんね。
誰かに頼ったり助けられたりしながら、なんとか生きています(自覚していなくてもね)。
自分に利をもたらす人に対してばかり関心を向けがちですが、
自分が負担を負うことになった人の姿は、いつかの自分自身と同じなのかもしれません。
その人に関心を向けて寄り添ってあげて励ましてあげることは、自分自身に行っているのと同じことなのかもしれません。
人に愛情を示し伝えてみると、自分自身も愛情を感じることができるかもしれません。
つい欲することばかりを考えてしまう自分を振り返りながら記事を読みました。
皆さんはどのように感じましたか?
今日もお読みくださりありがとうございます。
少し先になりますが、今のコースが終わったあと(5月)にMBSRマインドフルネスストレス低減法の8週間コースを開講します★(オンライン)
よろしければホームページをご覧ください。