米通信(まいつうしん)

米屋のじいじ独り言

鈴木正成先生のお話。その③

2007年07月02日 | Weblog
 米米(まいまい)周辺、今日【2007年7月2日(月)】の天気
      雨のち曇夕方より晴   最高気温:28℃

 6月17日(日)。第7回お米マイスター全国ネットワーク会議の講義より
鈴木正成先生のお話。その③
1)子供時代の食歴を豊かに
 同じ人間なのに、なぜ、日本人は基礎代謝の低下に合わせたように中年から脂肪摂取を減らし、アメリカ人はそうしないのかであるが、子供時代の食歴の違いによると考えてよい。日本人は子供時代にフライドチキンやステーキのような高脂肪食を食べる一方で、お刺身とご飯、寿司、海苔巻きのような脂肪の比較的少ない食事まで幅広く食べる。この食事経験は全身の細胞に食事の栄養バランスの幅の広さを栄養生理的に民主教育することにつながる。それが、中年になって身体の脂肪分解力低下を鋭く認知し、脂肪の少ない料理を選択するセンスを養う効果を持つ。一方で、アメリカ人は子供のときに高脂肪食を偏食する狭い食歴しかもてないので、身体には高脂肪食の偏向教育をしてしまうため、高齢になっても高脂肪食を食べ続けることになる。
つづきは明日のブログで・・・。
コメント
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