温故知新 by メゾンゴルフ

ゴルフクラブの歴史と伝統 そして現代技術の融合により
摩訶不思議なゴルフクラブが出来上がりました(^^)v

ディンプル

2015-02-26 00:04:16 | G-スイング



「現在のゴルフクラブであれば、捕まり過ぎるから逆にボールを逃がしたいと願うのが本来の姿だと思います。」

 

ゴルフボールの表面にはディンプルと呼ばれる窪みが多数存在しています。
そのボールとヘッドとの衝突がインパクトなんですけども、その素材は硬いボールだろうとやわらかい?軟鉄であろうと、所詮はゴム 対 鉄ですので、ボールの方がつぶれます。

ですが…
ソフトフィーリング?!を謳い文句にしているボールであるにもかかわらず、クラブを見せて頂くとそれが想像できない跡(フェイス面)が多いんです。

この画像のどちらが効率のいいインパクトだったかは一目瞭然です。
っていうか、一方は一体ナニを打ったのかすらわかりません…

この跡がどのような状態になっているか、一度チェックしてみて下さい。
で、その跡からボールとヘッドがどのような状態(姿勢)でこのようになっているのか、想像力を働かせてみてください。
ディンプルの跡が確認できるという方は、それが何番アイアンまでデキるか、試してみましょう。
下の画像は7番アイアンですが、このように見えます。

 

これは余談ではありますが…

「ゴルフクラブとスイングは表裏一体の関係です」
オーバースペックなクラブをお持ちの方とお話しさせて頂くと、その分自分が頑張るスイングを
逆に自分に合ったクラブをお持ちの方は、放っておいてもどんどんスイングが変化していき、ボールがつぶれます。

よく言われる「スイングが出来ていないのにクラブを変えても意味がない」
これは私から言わせれば全くもってナンセンスで、「手にしたゴルフクラブ用の動きがスイング」なわけですから、ねじり鉢巻きスイング改造だけ頑張っても多くの場合は徒労に終わってしまいます。

<ゴルフクラブのポテンシャルを引き出す動きを身につける>
それを知らず知らずのうちに、気が付かないうちに習得する。
こう言うと、なんか胡散臭いと思うかもしれませんが、イヤでもボールが捕まる構造のゴルフクラブのはずなのに、お世辞にもそうなっていないという事実を考えると、今のままでは…
なにかを変えなければ…

ということは納得だと思いますけど。