メリル・ストリープの映画を2本紹介します。

最近、メリル・ストリープの映画を2本借りてきてみました。
このアクトレスは実になんでも役になりきって自由に変化してしまいますね！
”マディソン郡の橋””プラダを着た悪魔””マンマ・ミァ”など見ましたよ！まったく違う役柄を軽々演じてしまうすごい方です。

今回は最初に”ジュリー＆ジュリア”を見ました。

1949年、ジュリアは外交官の夫とともにパリの生活がはじまります。子供の居ない彼女は満たされない思いをプロの料理人養成所に入り料理に没頭します。
そして524のレシピをアメリカ人奥様たちのために書上げ1961年に出版します。
この実在したジュリアさんんのレシピはアメリカの料理に大革命をもたらしたと言われています。

映画は現在のＯＬジュリーのお話と、ジュリアの料理のお話が平行して展開していきます。
市役所の相談係として退屈な毎日にうんざりしていたジュリーはジュリアの524のレシピを365日作り、それを毎日ブログアップするという無謀な計画を実行します。

実在のジュリアさんは185cmあり、甲高い声で話す、陽気な主婦です。ストリープさんはこの個性あふれる主人公を見事に演じています。大きな女性なのでもちろん夫は彼女より背が低く周りの人達は皆彼女より低い方バカリでしょうかね？？？

ジュリーは途中で挫折しそうになりますが、ジュリーさんもジュリアさんもそれぞれ理解あるダンナサマの存在がおおきいですよ！
ジュリーさんのブログも閲覧数がうなぎのぼりとなり、ライターになりたいという夢を実現させます。
50年の時を超えて、料理をすることによって自分の夢を実現させていった2人の女性が爽やかでした。


2作目は”恋するベーカリー”です。

ある有名なベーカリーを経営するジェーンをストリープさんは演じています。
3人の子供達を育て上げたジェーンは10年前別れた夫ジェイクに偶然出会います。
心も体も寂しくなったジェーンは元夫と不倫をします。
ジェイクも25歳年下の若妻と旨く行っていなかったことからジェーンと元の鞘に納まりたいと元妻に猛然とアッタックします。
この映画の監督はアラカンの女性監督ですが・・・
すごいですよ！熟女たちの性に関するオシャベリのエッチなこと！勿論このあたりの英語は全然理解できません！
若い女性と浮気をして去っていった夫がやっぱり元妻がよかったからいって・・・
許しそうになったジェーンですが、不誠実をまた疑うことになる人生の失敗を繰り返すことは避けたいという教訓は生きていましたね。
それにしても簡単に恋に落ちたといって結婚、離婚を繰り返すアメリカ社会の風刺、そしてその犠牲になる子供達の心の傷は軽快なタッチのなかで重い問題を残していました。
そして最後の新しい恋の始まり・・・とみていいんでしょうかね？

どちらの映画もお料理の場面が楽しい映画です。
是非ご覧ください！お勧めですよ～～～！