ヒトの細胞がビジネスに！

今、再生医療分野で期待が高まっている新型万能細胞には
ES細胞とips細胞があります。
新型万能細胞とは赤ちゃんの受精卵がいろいろ分化して各組織になっていくように、いろいろな体の組織を作ることができる
そうです。その人の細胞を使えば、遺伝子が変わることなく
できるので、拒否反応を心配することなく再生医療が可能になると、とても期待されています。

ES細胞は受精卵の胚を使うため、倫理面から問題がありましたが、ips細胞は大人の皮膚から作るので問題ないようです。

このips細胞を作ったのが京大の山中教授で本当に画期的な発明
です。アメリカでは政府がバックアップしてこの研究に取り組んでいるといわれますが、日本では医療特許の問題など対応は遅いようです。せっかく最先端の技術をリードしているのですから、政府も迅速な対応をしてほしいですよね。

今回はこのips細胞から作った心筋細胞を培養液とキットで
販売するそうです。
製薬会社などは新薬の毒性や効果を動物実験の後、この細胞を使って治験して副作用などを判定するそうです。
このような使い方があるんですね～
ほんとにびっくり・・・
ips細胞や神経細胞を多数作製し、保存しておく細胞バンクの構想もあるそうです。白血球の型の不適合など解決できるのではと、言われています。

こんな分野の話もあるんだ～と思って読んでください・・・
読んでくださってありがとう・・・