フルタイムで仕事をしていたときは、週1度くらい。
今月はアルバイトをしたが、やはり道を尋ねられた。
その中で強烈だったのは、今朝、バス停でバスを待っていたときのこと。
そのバス停はあまり乗降者がいないバス停で、今朝は私1人。
そこへ60代と思われる女性が声をかけてきた。
女性 「環状2号線にはどうやって行きますか?」
私 「横浜の環状2号線のことですか?」
女性 「そうです。磯子に行きたいのですが、お墓参りの帰りにお財布落としちゃって、お恥ずかしい話なのですが、行き方が分からないのです。どのくらいかかりますか?」
私 「磯子までだと3時間くらいはかかると思いますよ。環状2号線はこの先の道を○方向に行って、綱島を過ぎて、鶴見川を超えてから暫く行くとあります」
※本当は4時間以上かかると思ったが、取りあえず遠く午前中いっぱいかかるだろうからそう答えた。
女性がゴニョゴニョ言い始めたが、私が乗りたいバスが来たのでお別れをした。
こういうとき「寸借詐欺ではありませんように」と心の中で祈っている。
と言うのも…土曜日の朝8時半、近くに墓地が全くない方向からやって来た、線香の香りもしない、お墓の掃除用具もない、年齢的にはケータイくらい持っていそうな身なりが小ぎれい、人通りはなくても近くにコンビニがあるのにそこでは声をかけず、バス停で待つ私に声をかける。なによりも墓地が全くない方向からやって来た割りには汗ばんでいなくて、切羽詰まった疲れた感じがしない。
これまで何度も朝から寸借詐欺まがいの声かけに遭遇してきた私だ。
怪しすぎてお金を渡すことは出来ない。
本当に困っているのかもしれないが、私の洞察力がこの人に小銭を渡してはならないと言っている。
私がこの地域を町歩きしているからこそ、この人が歩いてきた地域には墓地が全く存在しない地域も知っている。
もしその人が「困っているので電話を貸してくれませんか?」と聞いてきたら、私は残量僅かの使いかけのテレホンカードを譲るだろう。
その程度の親切しか用意していない私だ。
単に道を尋ねられたらそれを教えることは出来る。
でもお金を貸さない。それは今後、人に道を尋ねられたときに失望したくないからだ。
これまでの「電車賃を貸してくれ」は、たいてい朝から酔っ払い。
だから私はいつも交番の場所を教えていた。
今回は酔っ払いではなかったので少しモヤモヤする。
なによりも、世の中の人よ、私に「電車賃を貸してくれ」と言わないでくれ給え。
そのたびに値踏みをして「この人にお金を貸すことは出来ない」と考えてる私。
私だって他人を値踏みしていることに気分が悪いんだ。
そしてせめて「困っているから交番の場所を教えて」と尋ねて欲しい。
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