長年使ってきた手ぬぐい頭巾が、2年前からの実家の農作業でも流用していたので、だいぶ色あせ&色素沈着してきました。
手ぬぐい頭巾は、1枚の手ぬぐいを折りたたんで縫うだけ(ハサミで切らない)なので、簡単手芸です。
手ぬぐい頭巾をさらに進化させた「さっとカブリーナ」という手ぬぐい頭巾を作ってみることにしました。
さっとカブリーナ。正面から見たところ。
さっとカブリーナ。横から見たところ。
上が従来の手ぬぐい頭巾。
下がさっとカブリーナ。
どちらも正面から見たところ。
左側が従来の手ぬぐい頭巾。
右側がさっとカブリーナ。
横から見たところ。
今回は、さっとカブリーナを3つ作りました。
元々千葉県のJAの女性部さんで作ったものを譲り受けた、神奈川県のJAはだのの方(女性部の部員さん方?)が改良を重ねて作ったのが、さっとカブリーナだそうです。
作り方をお知りになりたい方は「さっとカブリーナ 作り方」でネット検索をしていただければ、作り方を公開している方がいらっしゃいます。
※著作権がどうなっているのか私には分からないので「さっとカブリーナ」の名称を使っていいのかも微妙です。もし著作権や名称使用権を主張される方は、コメント欄でお知らせください。その場合は使用を中止し、名称を変更する準備があります。
手ぬぐいは、33~35センチの幅で長さも88~90センチくらいと昔から決まっているので、型紙はありません。
ただし、アイロンでこまめにキッチリ折っていくと仕上がりがきれいです。
私は手縫いですが、ミシンならあっという間にできます(手縫いでも思いのほかすぐ仕上がります)。
手ぬぐい頭巾に比べて縫う部分が多いこと、被った時に後頭部の部分が思いのほか布の重なりが多くて手縫いでは縫いにくいです。
布の重なりが多い部分は、洗濯したら乾きにくそうなので、この部分は実際に使ってみて検証してみないと分かりません。
今回作った分は、私は実家の直売所シーズンにかぶる予定なので涼しさを感じさせそうな白色っぽい色合いの手ぬぐいを選んでみました。
従来型の手ぬぐい頭巾は、普段の掃除や農作業で使っていまして、これは引き続き使っていきますが、直売所ではかぶるのを止めようと思います。
私がこの手ぬぐい頭巾をかぶるには理由があって、いかにも「農家のオバサン」という雰囲気があって、一目で「直売所のスタッフ」と判別できるから。
実家の直売所ではお揃いのスタッフウェアを用意していないので、誰がスタッフか分かりにくいのです。
そのことを兄や両親に提案しても、実家の人々が理解できないみたいで…。
それなら一目で「直売所のスタッフ」と分かる見た目として、手ぬぐい頭巾をかぶっています。
実際、手ぬぐい頭巾をかぶっていると、お客様に声をかけられる率が高いンです。
「おいしい○○の見分け方は?」とか「○○はいつから販売するの?」とか「○○とこれの違いは?」とか「○○はどのくらい日持ちするの?」とか「おすすめの品種は?」とか…。
それが接客では大切だったりします。
手持ちの手ぬぐいはまだまだたくさんあるので、さっとカブリーナに限らず、また何かを作れたらいいな、と思っています。