makoto's daily handmades

ポスクロvol.619 受取299通目

送付国:インド

送付人:引退した男性

切手:5ルピー+10ルピー

15ルピーは日本円で24.7円くらい。

インドは日本と比べて物価は安いものの、世界一人口が多い国ですから、今世紀中に日本なんてあっという間に追い抜く国の1つでしょう。

絵はがき:ベニマシコ

内容:冬の終わりがやってきて、夏が始まります。もうすぐ3月で気温40度になります、と書いていただきました。

 

お相手が住むところは、冬と夏という季節の概念なのね…ちょっとビックリしました。

四季があるのは日本だけではない、と知っていても、春や秋という表現をしない地域もあるんだな、と。

さて絵はがき画像のベニマシコ、私は初めて見たのですが、英語でピンクフィンチ(ピンク色の小鳥の意味)と表現するくらいピンク色です。

いわゆるカラーひよこのピンク色みたい…と言えばいいかな?

少なくとも私が育った地域の縁日では、一度もカラーひよこを見たことはないのですが(汗)

日本にも生息はしているそうですが、このピンク色でも野生で生き残れるのだから、凄まじい生存競争で勝ち抜けてきたことが伺えます。

 

5ルピーの切手は、海外旅行推奨の切手かな?と思いつつ、飛行機と船はあるけれど、電車(汽車)がないのが不思議だな、と思っていたら、海外移民の推進切手でした。

合法で安全な移民をして、世界で技術を身につけよう、という目的で今年発行された切手でした。

そりゃあ、人口が多い国なので自国の国土で養えない国民は、世界で活躍してもらうしかないか、と。

日本も移民政策をとっていた時代があるものの、今や人口減少を止められない国だからなぁ。

 

インドからの絵はがきはとても久しぶりですが、やっぱり男性から届きました。

インドは身分制度がまだ残る国だし、性別による自己実現の違いがあるので、女性ポスクロッサーが少ない国の1つです。

日本だと文通が趣味というのは、なんとなく女性が多い傾向だと思います。

日本なら、世界的には郵便料金が安価で、美しい便せんや封筒が入手しやすく、絵はがきも多様性があります。

そしてそれを購入できる女性が多く存在します。

でも、国によっては、レターセットや切手を購入できるどころか、文字を読み書きできるとは限らないこともあり得ます。

 

ポスクロッサーは世界に80万人の会員がいますが、会費はかかりません(寄付やボランティアは常に募集中)。

ネットにアクセスできる環境の方ならどなたでも参加できます。

日本在住者なら、比較的参加しやすい趣味だと思っています。

美しい絵はがきもたくさん販売されていますし、入手しづらくても日本の食品紙箱は印刷も紙質も上等なので切り抜いて手作りはがきも作りやすい環境です。

もし、興味をお持ちになったら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

私もポスクロの存在を知ってからいざ始めるまでは数週間かかりましたが、一歩踏み出してみて本当によかったな、と思っています。

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