送付国:ドイツ
宛先人:あなたが気に入っている絵はがきを送って欲しい男性
切手:ニホンジカ20円+ふみの日50円
絵はがき:香川県坂出市瀬居島の風景イラスト(小さな稲荷社、鳥居、狐像と瀬戸内海)
文章面の装飾:インコちゃんシールとマスキングテープなど。太陽のイラストははらぺこあおむしのマスキングテープから太陽だけを切り抜いて、今日の天気の表現に使いました。
内容:このはがき、坂出市から内海を望んだ風景です。日本は島国なので、この地域の島々の風景はとても美しいです、と書きました。
選んだ理由:お相手は写真はがきもお好きらしいのですが、イラストはがきもお好きみたい。日本からはイラストはがきをあまり受け取っていなかったので、私からはイラストを選びました。
ドイツは通常なら2週間以内には届く傾向ですが、東欧での戦争で郵便が混乱しないか少々心配です。
はらぺこあおむしの作者エリック・カールさんは生まれも死没もアメリカだけれど、子どもの頃はドイツで過ごしたドイツ系アメリカ人。
去年亡くなったのですが、私ははらぺこあおむしの絵本を読んだ時のことを鮮烈に覚えています。
そして「この絵を描いた人、頭おかしい」って。
日本の絵本にはない色彩感覚で、まるで子どもが描いたみたいなのに、作者の写真が外国のおじさん。
こんな色使いをするのも、絵本の仕掛け(私には切り取ったように思えた)も、子どものイタズラっぽくて、大人がやることじゃあないぞって。
でも成長になったら絵本の仕掛けの凄さが分かってきて、その偉大さ、その素晴らしさに気づくとともに、自分がいかに凡人かを知らしめる絵本でもありました。
今回もお相手まで無事に届きますように。