全国高校サッカー選手権で活躍し、準優勝した青森山田高のMF柴崎岳(2年)が鹿島との2011年(つまり来年)の入団の仮契約を結んだ。2月2日からの宮崎キャンプも参加予定。学校では授業があるが公休扱いにするそうだ。
なんともうらやましい話である。
この不況時に卒業まで1年以上あるのに所属先が決まること、というのも、もちろんあるが将来ある若者がJリーグでもトップの鹿島の選手と一緒に練習ができるのである。
柴崎からみれば、プロのトップと一緒に練習すれば絶対プラスになるし、成長にもつながる。柴崎の成長は2011年から入団してくれる鹿島にとって願ったり、叶ったり。
一石二鳥とはこのことだ。
プロ野球でいえばまだ来春4年生になる斎藤佑樹の巨人入団がこの時期に決まっていて、2月1日からの宮崎キャンプに参加するようなものであるが、野球の場合、サッカーと違ってこれはまず、というより絶対無理である。
なぜなら野球の場合は最終学年の秋に行われるドラフト会議を経ないといけないからである。サッカーのように選手獲得が自由競争ではないのだ。
また野球の場合は1961年の柳川事件のこともある。
最近でこそ雪解けムードもあったが、西武の裏金問題発覚などプロ・アマの断絶は依然根深い。
Jリーグのチームは練習試合で高校や大学のチームと慣らし試合ができるが、野球では御法度である。
オフには母校に限り選手と一緒に練習ができるようになったが、技術的な指導は行えない。
もうすぐ50年たとうとしている事件を野球界はいまだに引きずっている。
人殺しをしたわけではないのだから、50年たてば時効のような気もするが、事はそう簡単ではないらしい。
なんともうらやましい話である。
この不況時に卒業まで1年以上あるのに所属先が決まること、というのも、もちろんあるが将来ある若者がJリーグでもトップの鹿島の選手と一緒に練習ができるのである。
柴崎からみれば、プロのトップと一緒に練習すれば絶対プラスになるし、成長にもつながる。柴崎の成長は2011年から入団してくれる鹿島にとって願ったり、叶ったり。
一石二鳥とはこのことだ。
プロ野球でいえばまだ来春4年生になる斎藤佑樹の巨人入団がこの時期に決まっていて、2月1日からの宮崎キャンプに参加するようなものであるが、野球の場合、サッカーと違ってこれはまず、というより絶対無理である。
なぜなら野球の場合は最終学年の秋に行われるドラフト会議を経ないといけないからである。サッカーのように選手獲得が自由競争ではないのだ。
また野球の場合は1961年の柳川事件のこともある。
最近でこそ雪解けムードもあったが、西武の裏金問題発覚などプロ・アマの断絶は依然根深い。
Jリーグのチームは練習試合で高校や大学のチームと慣らし試合ができるが、野球では御法度である。
オフには母校に限り選手と一緒に練習ができるようになったが、技術的な指導は行えない。
もうすぐ50年たとうとしている事件を野球界はいまだに引きずっている。
人殺しをしたわけではないのだから、50年たてば時効のような気もするが、事はそう簡単ではないらしい。