巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

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マーくん、メジャー移籍へ

2013-12-29 18:47:32 | 野球
18日のブログで「20億ではマーくんは売らないだろう」という記事を書いたが、楽天は新ポスティングシステムでの移籍を容認した。楽天サイドは「なぜ日本の最高選手の上限がなぜ20億なのか」という不満はあったが、最終的には若者の夢を応援しようと快く送り出した形だ。

以前のポスティングでは最高入札額を提示した1球団しか交渉できなかったが、新しいシステムの下では上限を出したすべての球団と交渉できるため、選択の余地があるので選手にとってはメリットがある。

新聞ではメジャーNo1の金満球団ヤンキースはもちろん、レッドソックス、ドジャース、レンジャーズ、マリナーズなど10球団以上が獲得に乗り出すとしている。が代理人はD・ジーターの代理人も務めるケーシー・クローに内定したとのことなので、ヤンキースが最有力候補だろう。噂では6年で70億出すとも言われている。日本ではありえない金額だ。

ただヤンキースに移籍した場合は2017年のWBC出場は絶望だろう。ヤンキースは基本的にWBC出場を認めていないからだ。ヤンキースでなくても、WBCに選手を派遣することを良しと思っていない球団は多くある(実際に今年のWBCはメジャーの選手はゼロだった)ので、小久保監督はマーくん不在を覚悟した方がいいだろう。

逆にマーくんが契約の際に「WBC出場は認めること」という条項を加えるかもしれない。今年のWBCでは結果を残せなかったからね。

マーくんが抜けた楽天は球団(企業)のイメージは上がったかもしれないけれど、戦力的には壊滅的なダメージを受けてことになる。なんせ楽天の今年の成績は82勝59敗3分けの貯金23。マーくんの貯金(24勝0敗で貯金24)より下回るのだ。

マーくんの次の勝ち頭はルーキーの則本で15勝8敗。その次が日本シリーズでMVPになった美馬の6勝。よくこれで優勝できたなという数字で、いかにマーくんと則本で勝っていたかがわかる。

そこへマーくんという絶対的エースが抜けるし、則本も2年目のジンクスでそんなに勝てないとなると、来年は下手をすれば最下位もあり得る話だ。いくらドラフトで松井裕樹を獲得できたとはいえ、高卒1年目のルーキーにその穴を埋めるのは酷というもの。FAでは大竹を狙ったが巨人に逃げられた。これは星野監督、佐藤投手コーチは頭が痛いだろうね。

しかし、まあよく20億円でマーくんを売ったね。考えられないよ。海外FA取得まではあと2年あるわけで、私がオーナーならあと1年は楽天でプレーさせて、来年売りに出すね。ビジネスではありえないけど、それだけじゃないのがスポーツの面白さでもあるんでしょう。来年、アメリカで活躍するマーくんの姿を楽しみにしましょう。


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