13日の午前中に東京ドームで行われたジャイアンツカップ決勝で私の地元の佐倉リトルシニアが6対1で京都南山城ボーイズを破り日本一に輝いた。おめでとう
5試合で総得点32、総失点5という圧倒的な強さでの優勝だという。
このジャイアンツカップ。名前を聞いたことがある野球ファンは多いと思う。アンチなどは「巨人が勝手にやってる大会でしょ」とイチャモンをつけそうだが、とんでもない。凄い大会なのである。
スタートは1994年。球団創立60周年(この年、10・8決戦を制しリーグ優勝。西武を破って日本一)の事業の一環としてスタート。小・中学2部門の硬式野球大会だったが、2005年より中学部門のみの開催となった。
中学生の硬式野球は、例えば高校の高野連(日本高等学校野球連盟)のような統括団体が存在せず、複数の団体があるが、ジャイアンツカップだけは全国の主要7リーグ(シニア、ボーイズ、ポニーなど)すべてが参加する唯一の大会で、事実上の中学硬式野球の日本一決定戦になっていた。07年からは日本野球連盟からの公認を受け、「全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」と改名され、それまでの交流大会から、正式な全日本選手権大会へと格上げになったものである。
多くのプロ野球選手もこの大会に出場しており、有名な選手では今江(ロッテ)、内海(巨人)、吉川(日本ハム)らがいる。
そんな大会に地元の佐倉市のチームが優勝したのだから快挙だ。優勝したこのメンバーから、将来のプロ野球選手が誕生するかもしれない。
「まだ中学生。プロなんて気が早いんじゃない?」という指摘もあろうが、侮ることなかれ。来年にはこの大会に出場した選手が甲子園でプレーしているかもしれない。桑田・清原・中田翔のように1年生から甲子園を沸かせた選手は少なからずいる。
そして3年後の秋にはドラフト会議でプロの球団から指名されるかもしれないのだ。
第2の長嶋茂雄が佐倉市から誕生する日も近い……………かもしれない。
さて統括団体が存在しないと言えばプロレスもそうである。私が小学生の頃(1980年代)は全日本と新日本の2大メジャー時代だったが交わることはなかった。
そして2010年代。多くの団体が入り乱れ、新日本の選手がノアのリングに上がることもあるが、事実上の統一大会はない。アントニオ猪木とジャイアント馬場、藤波辰巳とジャンボ鶴田、武藤敬司と三沢光晴がシングルで戦うことはついに見られなかった。雲の上から馬場、鶴田、三沢、橋本らはどんな思いで今のプロレス界を見ているのだろうか?
5試合で総得点32、総失点5という圧倒的な強さでの優勝だという。
このジャイアンツカップ。名前を聞いたことがある野球ファンは多いと思う。アンチなどは「巨人が勝手にやってる大会でしょ」とイチャモンをつけそうだが、とんでもない。凄い大会なのである。
スタートは1994年。球団創立60周年(この年、10・8決戦を制しリーグ優勝。西武を破って日本一)の事業の一環としてスタート。小・中学2部門の硬式野球大会だったが、2005年より中学部門のみの開催となった。
中学生の硬式野球は、例えば高校の高野連(日本高等学校野球連盟)のような統括団体が存在せず、複数の団体があるが、ジャイアンツカップだけは全国の主要7リーグ(シニア、ボーイズ、ポニーなど)すべてが参加する唯一の大会で、事実上の中学硬式野球の日本一決定戦になっていた。07年からは日本野球連盟からの公認を受け、「全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」と改名され、それまでの交流大会から、正式な全日本選手権大会へと格上げになったものである。
多くのプロ野球選手もこの大会に出場しており、有名な選手では今江(ロッテ)、内海(巨人)、吉川(日本ハム)らがいる。
そんな大会に地元の佐倉市のチームが優勝したのだから快挙だ。優勝したこのメンバーから、将来のプロ野球選手が誕生するかもしれない。
「まだ中学生。プロなんて気が早いんじゃない?」という指摘もあろうが、侮ることなかれ。来年にはこの大会に出場した選手が甲子園でプレーしているかもしれない。桑田・清原・中田翔のように1年生から甲子園を沸かせた選手は少なからずいる。
そして3年後の秋にはドラフト会議でプロの球団から指名されるかもしれないのだ。
第2の長嶋茂雄が佐倉市から誕生する日も近い……………かもしれない。
さて統括団体が存在しないと言えばプロレスもそうである。私が小学生の頃(1980年代)は全日本と新日本の2大メジャー時代だったが交わることはなかった。
そして2010年代。多くの団体が入り乱れ、新日本の選手がノアのリングに上がることもあるが、事実上の統一大会はない。アントニオ猪木とジャイアント馬場、藤波辰巳とジャンボ鶴田、武藤敬司と三沢光晴がシングルで戦うことはついに見られなかった。雲の上から馬場、鶴田、三沢、橋本らはどんな思いで今のプロレス界を見ているのだろうか?