神戸1-1浦和
20日、浦和レッズはアウェー・神戸の地で引き分け、第1ステージ優勝を決めた。2004年以来11年ぶりに復活した2ステージ制だが、その2004年の第2ステージ制以来のステージ優勝である。
2ステージ制には思うところはいろいろある。しかし、応援するチームが優勝するというのはいいものだ。気分が良い。
この試合は苦しい試合だった。前半に梅崎のゴールで先制するも後半30分に宇賀神が退場。ロスタイムを入れて20分近く1人少ない状況で戦う羽目になった。案の定、後半34分に同点に追いつかれ、その後も相手の波状攻撃を受けたが、なんとか耐え抜いた。去年のレッズはこういう場面になると、ことごとく失点(昨年の33節鳥栖戦など)していて、それがまさかのV逸となったわけだが、勝負弱い姿は見せなかった。
こういう1人少なくなった試合でもしっかりと勝ち点1を取れたことは、年間勝ち点1位を目指すチームにとっては大きなことだ。
この試合で個人的に目に付いたのは関根。この日は持ち前の攻撃力は影を潜めたが、トイメンとなる安田、相馬の2人の日本代表経験者との1対1で負けなかった。後半ロスタイム4分に相手陣深くで相馬と1対1となったが、クロスを上げさせないばかりか、ボールの奪取に成功。課題の守備でも確実に進歩を見せている。
もちろんレッズが目指すのは年間優勝だが、1つの山を乗り越えたということで、おめでとうといいたい。