巨人5-0オリックス
原監督は最近のインタビューで「選手を起用する上で‘実力至上主義’。これだけはブレません」といった旨の話をしていた。
まあ、どのスポーツでも当たり前だと思うのだが、プロのスポーツチームだとそれがなかなかうまくいかないケースがある。
選手のプライド、実績、年俸、契約条項…。これらが時に監督を悩ませる。
今、原監督が一番、不甲斐なく感じている選手は村田修一ではないだろうか?
「今年は阿部・村田に頼らないチームを作る」と宣言したものの、村田の実績、そして安定した守備力を考えると当然、先発で起用はもちろん、クリーンアップでの起用も考えていたはずだ。
だが実戦に入り、村田の調子が上がってこない。沖縄キャンプ終了後、大田泰士を褒めた後、「村田が一番だらしない」と名指しで喝を入れた。その甲斐もあってか、2月28日、1日の東京ドームの試合ではヒットを放ったが、3日からの日本ハム戦では音無し。この試合でも7回表に1点を先制しなお1死1・3塁で打順が回ってきたが、犠牲フライすら打てず、変化球に体が崩され、あっけなく三振。これで交代となった。
オープン戦とはいえ、昨年と全く代わり映えのしないバッティングに我慢も限界。
原監督は「昨年のように‘接戦だけしか勝てないチームには絶対にしたくない’とも言っていた」
そう、チャンスで阿部・村田に回ってきては凡退を繰り返し、もう1点が取れなかった。
昨年は我慢したが、今年は別。見切りを早くしてほしい。これは阿部が打てなかった場合も同様。
実力至上主義を唄うなら、今日7日の試合(京セラドームでのオリックス戦)は中井大介を起用すべきである。村田に喝を入れる意味でも。
開幕内野手の枠は7人。阿部、坂本、井端は不動。どこでも守れる寺内も当確だろう。残り3枠を中井、片岡、藤村、そして村田の4人で争う。2軍スタートの筆頭候補だと思われた藤村はこの試合で結果を出している。このまま不甲斐ない打撃を続けていたら、下手すると開幕2軍もあり得る。今年の原監督にはそれくらいの英断をする覚悟があると思う。ホント、やばいよ村田。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます