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熱心な鉄道ファンとして知られる人気モデル・市川紗椰が、待望の鉄道本を出版!鉄道にまつわるアレコレについて、ゆる~く、マニアックに語った、新感覚の鉄道入門書!?
モデルでありながら、熱心な鉄道ファンとしても知られる市川紗椰。 『タモリ倶楽部』などでその鉄道愛と知識をいかんなく発揮している彼女が、ついに初の鉄道本を出す! 内容は、『週刊プレイボーイ』で連載中の人気コラム「ライクの森」に加筆・修正をほどこし、さらに書き下ろしパートを加えたもの。 全国各地の路線や名車両だけではなく、「ガンダムスタンプラリー」や「世界の鉄道マニア事情」など、鉄道にまつわる幅広いテーマについてゆる?く、マニアックに語っている。 鉄道ファンは共感しきり、鉄道ファン以外も気軽に“鉄”の面白さに触れられる、市川紗椰ならではの鉄道本が誕生! <収録されているテーマ> 相鉄線/名古屋鉄道/山万ユーカリが丘線/107系電車/貨物列車/世界のモノレール/駅そば/高輪ゲートウェイ駅/鉄道の音/東京の鉄道遺産/フランス国鉄/ドイツの蒸気機関車/市川紗椰の偏愛路線/鉄道の旅グラビア etc.
~~鉄道の音~~
モーターだけでなく、インバーターの音にも特徴が出ます。
「ドレミファ」の音階で音が上がっていく京急の通称「ドレミファインバーター」が有名ですが、私が好きなのは通称「墜落インバーター」。
JR東日本のE231系1000番台;湘南新宿ラインや東海道本線に使われている、銀色の車体にオレンジと緑色のラインが入っている車両;にこの墜落インバーターが採用されています。
普通、インバーターの音は加速するに従って「ウィーン↑」と磁歪(じわい)音の音程が上がっていきますが、この墜落インバーターはある段階で「ヒューン↓」と下がるんです。
~~三陸鉄道リアス線~~
2019年3月「リアス線」が誕生しました。
久慈駅から盛駅までの4時間30分は、とても乗り応えがありました。
さて、今回の開業に合わせて、リアス線には新車両が8両投入されました。
私は、そのうち「36-700形」という一般車両に乗りました。
また車体にはアラビア語と英語、日本語で、「クウェート国からのご支援に感謝します」
という一文が書かれていました。実は震災の際、クウェート政府から日本に多大な支援が行われ、その一部がこの新車両の購入に充てられたそうです。
オススメルート
まず東北新幹線で八戸まで行ってください。
そこから八戸線に乗って南下すると、久慈駅から三鉄に乗り換えられます。
是非見て欲しいのが「鮫駅」近くにある「蕪島」。
ここはウミネコの繁殖地で知られており、車窓からも大量のウミネコが見えます。
お昼は、久慈駅の食堂「三陸リアス亭」の「うに弁当」を食べてもいいですし、時間があれば五戸で馬肉の「義経鍋」を食べるのもありです。
三陸鉄道の最初の見どころは、田野畑駅近くの「北山崎」。
三陸海岸のなかでも絶景として知られ、8kmにわたってリアス海岸が見られます。
断崖絶壁にエメラルドグリーンの波が打ちつけるさまは、とんでもない迫力があります。
また宮古駅近くの浄土ヶ浜は、海の中にゲシゲシした岩が浮かび、洞窟もあったりしてめちゃくちゃカッコいい場所です。複雑な地形に打ちつける波の音は、静かながら複雑な響きで、何度も足を運びたくなります。
さすがに日帰りが難しいので、宮古あたりで一泊するのがいいと思います。
オススメの宿のひとつは「浄土ヶ浜パークホテル」。
また、三陸復興国立公園内にある「休暇村陸中宮古」。
翌日は、再び三鉄に乗って大槌駅で降りてください。
ここの魚屋さんで三陸名物の「牛乳入りのうに」。
続いては「恋いし浜駅」