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なかなか勝てない馬がいる。今日もその馬が走る。
がんばれ、と声が出る。
まなざしは、ゴールの先を見つめている。

電車を運転する技術 安全、定時、快適な運転の秘訣

2021年08月30日 17時01分39秒 | 読書・文学


非常ブレーキの使用に「心理的葛藤」があるワケ。なぜ「気笛」を鳴らすのは意外に難しいのか?運転士が見る特有の「悪夢」とは何か?運転士が嫌がる「停止が難しい駅」とは?速度計を見ないで今何km/hかわかるのは本当か?「普通」「特急」「回送」の運転は何が違う?…安全、定時、快適な運転の秘訣。オールカラー&図解で手に取るようにわかる!

第1章 「電車」はどうやって運転するのか?
第2章 運転士の勤務のリアル
第3章 電車を「上手」に運転するための技術
第4章 電車を「安全」に運転するための技術
第5章 こんなときどうする?状況別の運転技術
第6章 電気機関車、新幹線、蒸気機関車、地下鉄の運転

鉄道の最高速度は、国土交通省の許可を受けて決められている。
一般鉄道の最高速度は、京成スカイライナーの160km
非常ブレーキ距離は600m以下。
「どんな電車で最高速を出していても、600m以内で止まらなければならない」

ハインリッヒの法則
「1つの大事故の背後には、
29の小さな事故と300の事故に至らない『ヒヤリ・ハット』がある」
指差称呼することで、エラー率が6分の1まで低下

ラッシュ時は大人数が乗車するので、空車時よりも数十トン単位で列車重量が違う。
ただ、多くの列車では「応荷重装置」が備えられ、台車上にある空気バネの負荷を計算して、満員であっても通常のブレーキ力が得られる。
加速時も、同じく混雑に合わせて電流を増やすが、車両によって補正が甘かったりする。
応荷重装置の機能によっては、運転台のモニターを見れば、乗車人員の概数がわかるものもある。

「新幹線電気車運転免許」の取得
誰でも簡単になれるわけでなく、社内選抜を経て、厳しい研修と訓練。

「蒸気機関車運転免許」に加えて「ボイラー技師」の資格が必要
1km走行するのに40kgの石炭と100リットルの水が必要。
機関士も機関助手も相当な重労働


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