私たちに毎日何度もやってくる感情が一体どのくらい
あるのか、数えることはできないけれど、おそらく1000回
はかるくこえると思う。起きている時間が16時間あって1分に
一回何かを感じれば960回。そう思うと1000回なんて少なすぎる
10秒に一回何かを感じれば5500回ぐらいになるけれど、きっと
そのくらいだろう。私たちの行動はすべてこの感情に導かれて
決まってくるからだ。理屈ではAを選ぶべきだがBを選んだという
様な時、そこには判断の基準として感情がある。いやな気分を
感じる方の選択肢は選ぼうとしてもどうしても手が出ないからだ。
そんなにたくさんある感情を感じる機会に何をしたらいいのか。
自分の中で変化を起こしたいのならこのかってにやってくる感情を
入れ替えなくてはならない。
その「なにをしたら」の部分が意外に簡単で、気分の悪さを解消
したければ、その感情のありかに向かって「優しい気持ちを向ければいい」
ただそれだけが、解決方法。なんだ、そんなことかと感じた人がいたら
やってみればいい。これがそんなに簡単なことじゃないんです。
ほら、もうわかったでしょう?
Qメソッドのメール講座を続けています。その中で
ほとんどの場合、気分の良い状態とはいったいどういう状態
のことなのかを説明する必要があります。一般的にそういう
「感じ」には明確な定義がないのです。個人個人の感じ方
は比べようもないからですね。
でも、ちょっと時間軸を長くとるとわかりやすいかもしれません。
「良い気分」は、それを何度も感じているとよりその気分の良さを
感じる機会が増えるもの。
だから試しにいい気分でいるぞ!と決めてできるだけいい気分を
何度も感じようとしてみてください。もし、3日後くらいに
やめたくなったのなら、それは「良い気分」という名前の反対の
気分を感じ続けてしまったということになります。
なんでも三日坊主で終わってしまう人は、張り切って始めるときに
すでに「いい気分」ではなかったことになります。
何かに触発されて大興奮して意気込んで始めたことは、すでに
それは「気分が悪い」ということなので続きません。
いい気分とは少なくても「穏やかで静か」ななかにあるものなんです。
今日も書店に行ってみると「イメージすると夢がかなう」という内容の
本がたくさん並んでいます。夢や目標を繰り返しイメージしながら行動すると
夢がかなうというわけで、私も必死に試してみた長い歴史があります。
でも、、夢はかなうどころか、好きなはずのものまで嫌いになってゆき、
だんだん何をする気もなくなるのが関の山なのです。
その理由は簡単で、たいがいの場合夢、も目標も今の自分とは違うことの
ことを言うでしょう? 自分はこういう人間だ、この程度のことはできるけど
それ以上は無理だという、信じていることと、今一生懸命夢見ようとしている
ことが食い違う場合(ほとんどそうなるはずですけど)自分の内部から
「そんな矛盾したことは夢見るなよ!」とイヤーな気分が沸きあがってくると
思います。これが「自己否定」なんですね。夢見ることが自己否定だから
ほとんどの人が苦しむのです。夢見ることで苦しむ。だから今までにない方法
が必要なんです。自分と戦わずにみられる夢だけ見ましょう。すると徐々に
夢見る内容が気楽になってきますからね。
qmethod.co
昨日今日と、Qメソッドのホームページを改造していました
なかなか文字と背景が合わなかったり、結構大変ですね。
でも「世界で一番シンプルな方法」だとか書きました。
これ以上短時間で1回が完了する方法などありえないと思うので
いや、もしかして0.1秒の方法なんかあるとウソついたことになるか。
今まで遠くの方に6か月間のメール講座だけを続けてきましたが、松本の
池上研究所での研究もあらたなステージに上がった感があるので
ブログよりもう一歩簡単な入口の入門コースを作り始めました。
Qメソッドが初めての人にどう解説して初めての練習を成功
させるのか、蓄積したノウハウを公開していきます。
心の悩みでなくても、Qメソッドが必要だとわかってきました。
その方が早く楽になる。、、またタイトルと関係なくなってきた。
新しく作っているそちらでは「健康によいイメージと悪いイメージ」
という違いがあることを解説します。
イメージなんか誰でも自由に描けると思っていたらそうはいかない
ですよ。そんなところに厳密なルールがあるんです。