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「どっちが楽?」
「う~ん・・・こっち!」
たったこれだけですべてが変わる。

こころは言葉で説明しない

2017-11-06 | メンタルケアと 治療法の訓練
小学校のころから学校で「どんな気持ちなのか、よく考えて」作文

しましょう。そんなふうに心のことを言葉にする練習をしています。

親に叱られるときにも「どうしてこんなことができないの!」と

よく言われることだと思います。ところが、この両方ともに共通

なのは、どちらも「出来ないこと」だということなんです。

数学や物理なら、証明済みのことを根拠にしてその先の論理を

説明する。つまり、決まりがあるのだからそれは理屈が決まりに

従っているのかどうかが大事で決まりに従わないとそもそも

そういう学問は存在意義がなくなってしまう。でも、こころは

違います。学問みたいに自分らで作らなくても最初からあった。

だから、「理由がなくても使えていた」ものなのです。

僕たちがこころを使いこなすのに(簡単なルールがたったひとつ

だけあります。)もともと理由がないから、どんな気持ちか

考えることも必要なければ、どうしてか、わざわざ嘘を親に

言って、あとからまたう嘘をついたと二重に怒られる必要も

ないんです。理由があるとすれば簡単なことで、

「なぜか気分が良かった(悪かった)」という作文になるし。

「なぜか、やろうとしたのに気分が悪くなるから出来なかった」

このことだけが真実。それ以外のことは説明できません。



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