ゆっくり夏休みしていました。いえ、英語スピーチコンテストの原稿草案を
書いていたんです。教え子が全国大会に出たのはもう4年前になるかなあ、
何かが乗り移ったような、すばらしいスピーチでした。かれは間違いなく本番でQ点
に焦点を合わせました。Q点(仮にこう呼んでいます)に焦点を合わせられると
「人前でアガル」ことはなくなります。だってあがりまくっている最中にでも
突然落ち着くことが出来るんですから、絶対大丈夫って思えるでしょう?
この矢印写真は自然にそうなるための練習でもあるんですね。
更新していないのに訪れてくださっている方、本当にありがとうございます。
だんだん無意識のうちに人前であがったりしなくなっているので大変お得ですよ。(笑)
登壇が近づいてドキドキしてきたら矢印写真のようなところを探してじっと数秒見る
だけです。ドキドキしたとき、「練習が足りない」とか「知識が足りない」とか
思うかも知れませんが、心を静めるのに必要なのはまるっきり別なことなんです。
私は少年時代に死ぬほど病んでいたので、観察者から見た「こころ」がどのくらい変なのか
知っているんですよ。「こころ」はものすごくシンプル。そして、
「分析」の対象にはできない性質のもの。
この滝、アルファー波が増える周波数成分がいっぱい流れています。覚醒しながら
休まるんです。でも、きらきら輝いている所じゃなくて、矢印のような地味ーな
ところに意識を向けているほうが余計にほっとできるんです。