自分自身の行動を制限したり、今一つ次の一歩が踏み出せない人
がいたとして、それがとても小さいころからそうだとすれば、まず
間違いなく親からそのまま引き継いだもので苦しんでいると思う。
でも、大きく活躍できなくても生物としては別に問題はないのも
事実。無鉄砲なことをしなかったために生き延びたようなストーリーも
ありだから細く長く生きるために必要なことを教えてくれたことには
感謝(というか、Qメソッド的には何にでも感謝することになるんだけど)
してもいいと思う。
でも、もし本人が親から引き継いだ初期設定を変えて違うストーリー
を生きたいとしたら、なぜか親より欲が深かったりしたら、
その時は自分の記憶を変えなきゃいけない。
それからたとえば自転車に乗れない親は子供が自転車に乗るのを嫌う
でしょう。そういう抵抗は感じない人にならないと、そのたびに機嫌が
悪くなって逆戻りして初期設定に戻ってしまう。
記憶を変えるのは意外に簡単。性格も変えられるけど、こういう初期
設定がどうなっているのかは
「当たり前すぎて見えない」
これがちょっとだけ問題なのです。最初から不機嫌な人は自分が不機嫌なことに
気が付くことができないんですね。