天使が悪魔に見えた日

私には愛する姪っ子が二人います。
今年幼稚園に入園したばかりの４歳の女の子と小学２年生のなるお姉ちゃん。
もうかわいくてかわいくて、いつも叔母ばか振りを発揮している私です。
そんな二人の天使が・・・

昨日は悪魔に見えた～～～！

と言うのも、ニャンコに会いたくて我が家にやってきた二人。
早く会いたくて大声を上げながら部屋に入って来た。
案の定、ミーは猛ダッシュで逃げてゆく・・・
ミーの姿を見たくて、追いかける二人。
あちこち逃げ回って隅っこに追い詰められたミーは「助けて～!」とばかりに泣き叫ぶ

「大きな声出すとビックリするから」とか
「ミーはまだ赤ちゃんだから知らない人は怖いの。じっ～と待ってたらミーの方が、この子だあれ？って近づいてくるよ。」
なぁんて言ったところで４歳や７歳の子供に分かるはずも無く、なだめるのが超大変
せっかく楽しみにしてきたんだから、何とか触らせてあげたいし、ミーと遊ばせてあげたい。でもそんな気持ちと裏腹に、姪っ子達の奇襲は続く。隅っこに逃げてはおびえるミーを見ながら
私までが泣きたくなってきた

可哀想なミー。ごめんね～！

どれぐらい時間がかかったことか。ようやくミーの方から好奇心を出し始めて近寄ってきた。すかさず猫じゃらしの紐を姪っ子達に持たせて遊ばせる。多少慣れたようでミーも恐る恐るじゃれてくれた。
でも完全に慣れたわけではないので大声や物音ですぐに隠れてしまう。
全神経を尖らせながらも気になる物体に飛びつこうとする習性はやっぱり猫だなぁ～。
最期はＢＯＸの奥にもぐりこんで出てこなくなってしまいました。

ミーが心配でハラハラしっぱなしの私
久しぶりにストレスで胃がおかしくなったよ

それより本当に可哀想だったのはミー。

悪魔になった二人が帰った後、ミーはひたすら眠り続けました。
相当疲れたのでしょう。私もぐったりでしたから

ごめんねミーちゃん！



ミーをそっと寝かせてあげようと思い、こっそり映画を観に行きました。
（ほんとはただ観たかっただけなんだけど）

『ホステージ』

ブルース・ウィルス久々のアクション物！やっぱり彼にはこういう作品が似合うなぁ～。

元交渉人の過去を持つ警察署長ジェフ（ブルース・ウィルス)。彼の管轄内で人質事件が起きる。現場に駆けつけるが、被害者の隠れた仕事のせいでジェフのもとばっちりが・・・。

なんと彼の妻子まで誘拐され、立てこもりの現場からある物を持ち出すよう仕向けられる。妻子を助けるために人質事件に立ち向かうジェフ。 絡み合う二つの事件！

ストーリーの設定は面白いし、事件現場の描き方なんかはハラハラドキドキ、すごく面白かったです。人質役の少年ジミー（だったと思う）の演技もいいし、完全に壊れていく犯人像なんてメチャ怖い

ただ残念だったのは、メインの事件の方は面白かったけど、肝心のジェフの妻子の事件をもう少し見せてくれた方がより緊張感が高まった気がするのに。

せっかく実の娘がジェフの娘役で出演したんだから、二つ目の事件ももう少しつっこんで欲しかったです。

そしてラスト、わりと簡単に解決してしまった気がして少々物足りませんでした。だって要塞のような絶対崩せそうに無いセキュリティーを車が突っ込むだけで簡単には入れてしまうのはどうなの？

妻子を誘拐した犯人達、つわもの揃いの中に乗り込んでいとも簡単にやっつけてしまうのは・・・。

アメリカ映画だからこれぐらいのノリでいいのでしょうかねぇ～？