豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

すべては うまく行っている♪
ころんでも 起き上がればいいじゃん♪
みんな うまく行ってるよ~♪
 

『ディープ・ブルー』

2005-07-09 16:06:25 | 映画
これまた、おススメネタです!
少し前にレンタルで見て気に入ってしまい、「これは絶対永久保存だ!」と思い込んでAmazonでゲットしました

これは海の生き物達を撮った完全ドキュメンタリー。
なんと7年もの歳月をかけてロケをしたそうです!
信じられますか? 7年ですよ! 7年!!
その膨大な時間と手間隙をかけた集大成がこの一作に込められているんです

イルカが好きでたまに水族館に見に行って感動してた私ですが「自然の中で生きてるイルカは全然違う!」
もっと力強く、もっと楽しそう!
その迫力を知り、水族館のイルカ達が可哀想に思えてしまいました
同じく水族館にいるシャチクーちゃんの事をかわいい~、なんて思っていましたが大間違い!
真の姿はサメより、何より、獰猛な生き物だったんですね
シャチが子供のアザラシを襲う姿、初めて見ました。
可哀想だけどそれが厳しい自然界の真の姿。サバンナで言えば、ライオンの狩りと同じです。
他にも可愛らしい北極グマの親子。南極の皇帝ペンギン。信じられない厳しい寒さの中で生きる姿は驚異的!
そしてよく撮影したと思う、サメの大群。カメラマンの回りをサメがウヨウヨ泳いでいるんです。まさに命がけの撮影ですね
大海原をゆったりと泳ぐマンタ(巨大エイ)。本当に気持ち良さそう
そして海はまだまだ未知の世界と言うことがよく分かった、深海の生物。
真っ暗闇の中、まるでUFOの様にきらきら輝くクラゲ!?決して知る事が無かっただろう未知の生物がいっぱいです!

よくぞ、ここまで撮ってくれたと感激する事ばかり。まさしく「もう一つの大宇宙」です!

特別海好き、魚好きというわけでもない私がすっかりのめり込んでしまいました。

実は最近やたら自然界のすごさに感動することが多いのです。
自然のしくみ、バランス、生き物の生命力。それは大きな物から小さな物まで、とてもうまく出来ているんだなぁ~と感動してしまうのです
ミーの姿を見ても、時々本能のまま生きるの動物の片鱗を見て感動してます

「いつか、自然界のイルカに会いたい~~~!!!」

まだまだ知らない、海のすごさを是非皆さんにも味わって欲しいなぁ~と思います
そして私は近々劇場公開予定の「皇帝ペンギン」、絶対見に行くぞ!!と息巻いています




「ハッピーバースデー」

2005-07-09 12:53:46 | ひとり言
ず~とこの本の事を書こうと思っていたのに、体調不良やミーの事なんかを優先して先延ばしになっていました。読んでから2週間ほどたっているので、少々感動は薄れてしまったけれど、それでも皆さんに伝えたい!

めちゃくちゃ、感動しました!
泣きながらあっという間に読めてしまったんです。

これは母親に愛されることをひたむきに願う11歳の女の子の物語です。
両親とお兄ちゃんの4人家族。
お父さんは仕事ばかりで子供のことは母親にまかせっきり。
母親は出来のいいお兄ちゃんをバカかわいがり。妹のあすかの存在さえ疎ましく思う冷たい母親。
お兄ちゃんもお母さんにつられて、あすかをからかう。
家族からの、特にお母さんの愛を必死で信じるあすかは「悪いのは自分がいけない子だから」と自分を責める。そして常に自分を傷つけてきた。
そして11歳の誕生日。お母さんは覚えていてくれると信じていたにもかかわらず、完全に忘れ去られていた。
あげくに「飛鳥なんか生まなきゃよかった」の一言にショックを受けたあすかは、この時から話すことが出来なくなってしまった。

なんて悲劇的なはじまり!

何も深く考えずにあすかをいじめていたお兄ちゃんは、妹の異変に気づきます。母親に相談しても無関心。お兄ちゃんはこんなに妹を苦しめた原因は自分にもあると気づき、何とか助けようとします。
このお兄ちゃんの存在で、あすかは救われていきます。
優しいおじいちゃん、おばあちゃんの元で、元気を取り戻していくあすか・・・。

そしてある時偶然、お母さんの心の闇を知ってしまいます。

「ママも寂しかったんだ・・・」
お母さんの悲しみを知り、心を痛めるあすか。
けなげにも母親の、そしてみんなの幸せを願うあすか。

小説とは言え、たった11歳の女の子のけなげにな姿に感動せずにはいられません。

たった11歳の女子が弱い自分から強い自分へ変わろうと、一生懸命がんばってるのに・・・。
私もがんばらなきゃ!

と、意味もなくがんばる気持ちになった私でした。


この作品の作者はカウンセラーだそうです。だから児童虐待、心のトラウマ、いじめ、様々な問題を絡めて展開しています。フィクションだけれど、おそらくこんな事があちこちで起っているんだろうなぁ~、と思わずに入られません。

世の中のお父さんお母さん。学校の先生。そして子供達。これから親になる人。
あらゆる人にぜひ読んでもらいたいと思います