とてもショッキングな映画でした。
1994年、アフリカの1国、ルワンダで起きた実話を完全映画化。
『ホテル・ルワンダ』これはぜひ、一人でも多くの人に観て欲しいです!
“ルワンダの難民”に関しては、散々ニュースで流れていたから、「可哀相だな」と言う思いはしたけれど、なぜそうなったのか、正直って知ろうとしていなかった。
“ツチ族”と“フツ族”の民族同士の争いが元で起きた内紛戦争。元々は同じ国で仲良く暮らしていたのに、西欧諸国のせいでお互いを憎みあう運命にさせられてしまった悲劇の国。詳しい歴史の背景についてはぜひ『ホテル・ルワンダのHSTORY』を見て欲しい。
四つ星の高級ホテル「ミル・コリン」の支配人ポール・ルセサバギナが1200人もの隣人達を救った感動の物語。
わずか100日間で起きた大量虐殺の犠牲者は何と100万人!!
信じられない悲劇!
この渦中に諸外国からやって来た報道カメラマン達が、この虐殺の事実を撮り世界中に発信。何とか、外側から救いの手を差し伸べるのかと思ったら、西欧諸国(アメリカも何と国連までも!)がルワンダから手を引いてしまった。
滞在する外国人だけを国外へ脱出させ、ルワンダ人同士の争いに外部は口を挟まない。つまり、この悲劇を見て見ぬふりをしたのです。
この事実は、とってもショックでした。
しかも、あの映像を捉えたカメラマンに対して事実を世界に伝えてくれてありがとうと感謝するポールに対して
「お礼なんて言うな。世間はどうせ『恐ろしい』と言いながら自分達はディナーさ」
と言ったあのセリフも的を付きすぎてショックだった。
自分を振り返った時、まさにそうだった。
「ひどい!、可哀相!」そうは思っても何も出来ない。何もしない。すごく痛いところを突かれたと思った。
そして、エンディングロールで流れる曲にまたもやズキンとさせられる。
アメリカ合衆国(United of America)は1つの国なのに
どうしてアフリカは“アフリカ合衆国”になれないんだろう
U.K.(グレートブリテン および北アイルランド連合王国)はひとつの国なのに
どうしてアフリカは“アフリカ連合王国”になれないんだろう
アフリカらしい軽いリズムで、この歌詞。
涙が止まらなかった。
本当にどうして1つになれないんだろう。
アフリカだけじゃない!お隣の韓国と北朝鮮もそう。
世界中、いろんな所で民族抗争が起き、次々と国が独立、分裂している。
もともとはみんな一緒に生活していたのに、いつの間にか争いが起きている。
このルワンダの内紛のきっかけが先進国のせいだと知って、尚悲しい。
第一次世界大戦後、現在の国連の前身「国際連盟」が戦利品としてルワンダをベルギーに与えたのだと言う。民族差別の争いはここから始まったらしい。
何たる事か・・・
そして、あの虐殺の事実を知りながら国連すらも手を引いたと言う事実。
「ルワンダ人は助けるに値しない」当時の西欧諸国は冷めた目で大勢を見殺しにしていたのです。
何ともやるせない事実に、本当に涙が止まりません。
それでも救われたのは、ポールがホテルに逃げ込んだ人達を救った事。その結末だけは救われる思いです。
知らないだけで、世界中にはまだまだ悲惨な国が多いです。たまたま生まれてしまった国で、幸、不幸が決まってしまう。
先日のTVで「世界が100人の村だったら4」でも同じことを思ってしまいました。
「許し」と言うのは「愛」だそうです。愛さえあれば、許す事ができる。許す事ができれば、争いは無くなる。
愛する事を忘れず、争いが無くなる世界になる事を、心から願います
1994年、アフリカの1国、ルワンダで起きた実話を完全映画化。
『ホテル・ルワンダ』これはぜひ、一人でも多くの人に観て欲しいです!
“ルワンダの難民”に関しては、散々ニュースで流れていたから、「可哀相だな」と言う思いはしたけれど、なぜそうなったのか、正直って知ろうとしていなかった。
“ツチ族”と“フツ族”の民族同士の争いが元で起きた内紛戦争。元々は同じ国で仲良く暮らしていたのに、西欧諸国のせいでお互いを憎みあう運命にさせられてしまった悲劇の国。詳しい歴史の背景についてはぜひ『ホテル・ルワンダのHSTORY』を見て欲しい。
四つ星の高級ホテル「ミル・コリン」の支配人ポール・ルセサバギナが1200人もの隣人達を救った感動の物語。
わずか100日間で起きた大量虐殺の犠牲者は何と100万人!!
信じられない悲劇!
この渦中に諸外国からやって来た報道カメラマン達が、この虐殺の事実を撮り世界中に発信。何とか、外側から救いの手を差し伸べるのかと思ったら、西欧諸国(アメリカも何と国連までも!)がルワンダから手を引いてしまった。
滞在する外国人だけを国外へ脱出させ、ルワンダ人同士の争いに外部は口を挟まない。つまり、この悲劇を見て見ぬふりをしたのです。
この事実は、とってもショックでした。
しかも、あの映像を捉えたカメラマンに対して事実を世界に伝えてくれてありがとうと感謝するポールに対して
「お礼なんて言うな。世間はどうせ『恐ろしい』と言いながら自分達はディナーさ」
と言ったあのセリフも的を付きすぎてショックだった。
自分を振り返った時、まさにそうだった。
「ひどい!、可哀相!」そうは思っても何も出来ない。何もしない。すごく痛いところを突かれたと思った。
そして、エンディングロールで流れる曲にまたもやズキンとさせられる。
アメリカ合衆国(United of America)は1つの国なのに
どうしてアフリカは“アフリカ合衆国”になれないんだろう
U.K.(グレートブリテン および北アイルランド連合王国)はひとつの国なのに
どうしてアフリカは“アフリカ連合王国”になれないんだろう
アフリカらしい軽いリズムで、この歌詞。
涙が止まらなかった。
本当にどうして1つになれないんだろう。
アフリカだけじゃない!お隣の韓国と北朝鮮もそう。
世界中、いろんな所で民族抗争が起き、次々と国が独立、分裂している。
もともとはみんな一緒に生活していたのに、いつの間にか争いが起きている。
このルワンダの内紛のきっかけが先進国のせいだと知って、尚悲しい。
第一次世界大戦後、現在の国連の前身「国際連盟」が戦利品としてルワンダをベルギーに与えたのだと言う。民族差別の争いはここから始まったらしい。
何たる事か・・・
そして、あの虐殺の事実を知りながら国連すらも手を引いたと言う事実。
「ルワンダ人は助けるに値しない」当時の西欧諸国は冷めた目で大勢を見殺しにしていたのです。
何ともやるせない事実に、本当に涙が止まりません。
それでも救われたのは、ポールがホテルに逃げ込んだ人達を救った事。その結末だけは救われる思いです。
知らないだけで、世界中にはまだまだ悲惨な国が多いです。たまたま生まれてしまった国で、幸、不幸が決まってしまう。
先日のTVで「世界が100人の村だったら4」でも同じことを思ってしまいました。
「許し」と言うのは「愛」だそうです。愛さえあれば、許す事ができる。許す事ができれば、争いは無くなる。
愛する事を忘れず、争いが無くなる世界になる事を、心から願います
