江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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資格証明書は発行すべきでない・無保険の子をつくってはならない(国民健康保険特別会計/予算委員会)

2010-02-24 | 介護・医療・高齢者のこと
間宮 資格証明書の発行についてお聞きします。私たちは、資格証明書は発行すべきでないという立場でいることは変わりません。区としての考え方と、現在の発行状況、そして、無保険の子どもをつくらないという立場をあらためて、お聞かせください。


医療保険課長 まず始めに、資格保険証の考え方ですが、いま重点を置いているのは、顔を合わせた納付交渉をしていくということです。

その中でなおかつ、理由もないのにお支払いいただけないような悪質な方というのが残念ながら若干おいでになります。そういう方に対しては、資格証明書や滞納処分と言うような強制措置をとらせていただいているわけです。資格証明書につきましても、出すことが目的ではなく、それによって納付交渉することが目的ととらえています。それが私どもの考え方です。

次に発行の状況ですが、現在12月末326世帯463人に交付をしています。

無保険の子どもをつくらないということに関しましては、国の制度の改正の中で、21年の4月から、資格証明書ではなくて、短期証を出すようにというような方針変更があり、それに基づいて、本区も取り扱いをしているところで、す。お子様の中で資格証明証をもつという方は、江戸川区内にはおいでになりません。


間宮 奥さんを千葉県に残して、だんなさんだけが仕事を求めて、江戸川区へでてこられた方がいます。千葉県では、仕事がなくて高い保険料が払えず滞納してしまったところ、資格証明書へとされてしまいました。さらに、窓口で10割払っても、のちに7割はかえってくるはずなのに、その市では、その7割を本人に戻さずに、滞納分として市が徴収してしまっていたそうです。なんてひどいことだろうと思いましたが、高い保険料は、本人たちの苦しみはもちろんのこと、自治体も苦しめています。

江戸川区では、滞納者の方々には、ていねいにきめ細やかに対応してくださっています。ただ、資格証明書については、悪質滞納者について限る、としているものの、資格発行書の発行が毎年微増していくということには、危惧の念を覚えます。 
今の職員の方々だから、がんばっていてくださる。しかし、職員が変わったら、考え方も変わるいうことでは困るので、はっきりとした発行の考え方を再度お聞きしたところです。

また、子どもについては、去年の11月、参議院厚生労働委員会で、私どもの小池晃議員が、この問題での全国調査を求めました。12月には、厚労省から、都道府県に当てた通知が出されて、短期保険証については、速やかに手元に届くように求めています。現在子どもについては、資格証明書は出さないということで、6ヶ月の短期証として出していただいているということですが、子どもの分については、速やかに手元に届くようにということで、これからも特段の配慮をお願いします。



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