江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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100歳のお花屋さん

2006-07-10 | すてきなひとたち
これは4月の写真です。
近所のお花屋のおじいちゃんは、この日も一人で、大好きなお風呂に行ってらっしゃいました。
いつものように、頭にタオルをのせて。

きょねんは、自転車でお風呂まで行ってたんです。

ついこの間まで、バラの花のとげを器用にとってらした。
いつも、にこにこしてらして、お会いすると楽しくなりました。

数日前、病室にお会いしに行ったときも、かくしゃくとして
「期待してますよ」って、ベッドの上から声をかけてくださいました。

100年間のお話、いっぱい聞かせていただこうと思っていたのに。

お花のこともいっぱい聞きたかったのに。

今日、おじいちゃんは、息をひきとられました。
とっても急なことでした。

まんまるいお顔は、とっても満足そうに微笑んでいらっしゃいました。
100年間、ご苦労様でした。
天国でお会いできるのは、まだまだ先だけれど、
今度お会いしたら、100年間のお話を、どうぞ聞かせてくださいね。

成仏なさってください。
おじいちゃん、ありがとう。
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2 コメント

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間宮先生! (rurico)
2006-07-17 12:15:47
先日は舞台をみにきて下さり、ありがとうございました。



100歳のお花やさん、ステキですね(*^^*)

おじいちゃんやおばあちゃんて、かけがえのない、宝だと思っています。

うちは両親が共働きということもあり、母が帰ってくるまでは、同居していたおばあちゃんがお母さんでした。

小さい時はおばあちゃんに手をひいてもらって、いつも一緒にお出かけ♪

お手玉、メンコ、うた、リボン結び、ボタンのかけ方…なんでもおばあちゃんに教わりました。

おばあちゃんが段々歳をとってきて、今度は私がおばあちゃんの手をひくようになってからも、私たちはいつも一緒でした♪♪

でも、私の大好きなおばあちゃんは、3年前に亡くなりました。表現の仕方がわからない悲しい気持ちでした。たくさんの事を教えてくれたおばあちゃん、「生き方」だけでなく、最期の闘病生活では「人の逝き方」までを教えてくれた気がします。



ずっと手をつないでいてくれたから、今度は私が、自分の子どもや孫の手をしっかりとって、歩いていけるあたたかい手を持つ人間になりたいと思います。



近頃悲しい事件が多いけれど、100歳のお花屋さんみたいに、道で会った時に笑顔を向けてくれる☆これがどんなに私たちの心を癒してくれる力があるか…おじいちゃんやおばあちゃん御本人達にも知ってほしい!

温かい視線で、優しい気持ちにさせてくれること、近頃の社会には必要だし、なにより、とってもステキなことだと思いませんか?



長々と書いてしまいました、ごめんなさい。

間宮先生!持ち前のあったか~い笑顔でハリキッてくださいね(^O^)

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るりちゃん! (yumi-m)
2006-07-19 11:13:56
色彩がとても美しかった。

子どもだったるりちゃんが、おとなの女性を演じる舞台に立っているなんて、

私はどきどきしながら見とれていました。



るりちゃんがおばあちゃんのことを話してくれたのを覚えいるよ。

手をつないでいてくれたおばあちゃんから、手のぬくもりを通して、

るりちゃんは、あたたかいことの心地よさを教わったのね。



「今度は私が、自分の子どもや孫の手をしっかりとって歩いていける

あたたかい手を持つ人間になりたい」

しっかりもののるりちゃんは、すてきなレディに育っているわ。
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