江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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認証保育所の助成金を、23番目でいいから出すことの検討を!22番目の豊島区の思い。(福祉健康委員会)

2011-11-07 | 保育園・幼稚園のこと

2号 保育の必要度を歪ませる補助金格差是正についての陳情  

35号 認可保育園および認証保育所の保育における料金格差是正に

     ついての陳情 

 

子育て支援課岩瀬課長 35号関係で、間宮議員から認証保育所制度ができた経緯、認証保育所協会の保護者負担軽減に対する考え方、豊島区での認証保育所の保護者負担軽減補助を出すようになった経過、理由の3点の資料請求があった。

1点目、認証保育所制度ができた経過。
平成
10年度以降、国によるさまざまな規制緩和がおこなわれ、平成12年には設置主体の制限が撤廃されたという統一した流れを受けて、東京都では、女性の就労形態の変化等によって多様化する保育需要にこたえるため、大都市の特性に着目した都独自の基準を設定した。企業等の経営感覚の発揮により多様化する保育ニーズに応えることのできる、新しいスタイルの保育所として、平成13年度にこの認証保育所制度を創設したと、いうもの。

2
番目の東京都認証保育所協会江戸川地区会の保護者負担軽減補助に対する考え方。この資料は24年度に向けた意見及び要望を、簡単にまとめたもの。

1点目は、認可保育園に比べて保育料が高いと、認証保育所に入所している保護者にとっては負担軽減となるということ。保育料を高く設定せざるを得ない認証保育所にとっても、負担軽減補助が出れば、四月危機等への対応策になるというようなこととともに、幼稚園に通う子、認可保育園に通う子、認証保育所へ通う子との間に差があってはならないと、いうようなことが、江戸川地区会の保護者負担軽減補助に対する考え方ということで資料として出させていただいた。

また、豊島区での認証保育所の保護者負担軽減補助を出すようになった経過については、保護者、区議会、認証保育所協会等から、要望を受け、さまざま検討を重ねた結果、平成
23年度より実施することになったということ。理由は簡単ではあるが、保護者の経済的負担の軽減というようなことである。

 

間宮委員 認証保育所の資料をいただき、いろいろお調べいただき、ありがとうございます。

この二つの陳情の記書きを見ると、なかなか難しいものも含まれているということを感じてはいる。実際に出されている入園料補助金の支出も停止してほしい、なども書かれており、また金額についてもよく吟味しないといけない内容かと思う。

ただ、この陳情の願意としては、認証保育所で23区のなかで江戸川区だけが補助金を出していない、そこについて改善をしていきたい、そういう思いの表れではないかと、私はとらえている。
江戸川区としては、認証というのは、認可とはちがう。保育に欠けるという要件はない。だから認可とは違う、とおっしゃる。しかし認証保育所としては、保育に欠ける子どもたちが入っているという認識があるとおっしゃっている

 であるから、いま木村委員がいったアンケートというのは、非常に大事なことで、これはぜひとも取り組むべきことだと思う。

お調べいただいた中の
2ページ、認証保育所協会で24年度に向けた意見をまとめたもの、ということで書かれている。文章にするとこれだけかもしれないが、最初のつくる経過では、いろいろあるものの、実際に江戸川区の子どもたちが通っている保育所であり、しかも、非常に意気高く保育をなさっている所も非常に多くなっている。


その認証保育所協会の方々がおっしゃることは、
なぜ江戸川区だけが助成金が出てないのか。
ゼロ歳児、1歳児は多く、とくに集団のゼロ歳児をやっていない江戸川区であるから、認証保育所にくる子どもたちもたくさんいると。
ところが1人目が入ったものの、2人目3人目とも思うが、費用が高くてやめざるを得ない。保護者が泣いてさよならをしていくのだと。

それであっては自分たちもやっていくことができないと言っている。


豊島区についてお聞きしたのは、23区のなかで22番目に保護者負担の助成を出すことになったところであったので、ここの経過や理由をお聞きいただきたいと申し上げたわけある。

文章にすると、これだけになるが、私自身も聞きとったなかで、豊島区の担当者の方がおっしゃっていたのは、
認可保育園は満杯である。待機児童を受け入れていくためには認証保育所がどうしても必要であって、いまその認証保育所の助成を出すことは当たり前である。そうおっしゃった。
そして、22
番目にようやく助成金を出せるようになった、ということある。


江戸川区としても、認証保育所をどうとらえるのかということで、改めて検討もしていただきながら、
23番目として助成金を出していく、そのことが必要だと思っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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