江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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食品検査機器一次分貸与ならず。購入の検討を。学校給食食材の検査を視野に入れるべき。(福祉健康委員会)

2011-11-07 | 放射線関連

継続となってしまったので、いくつかの質問をし,意見を申し上げました。
次の2点は、委員会の最後の「その他」で改めて申し上げたことです。

■危機管理室主催の会議で、委員会の報告として伝えていただきたいこと2点。
間宮委員
 危機管理室が主催する会議がこれから開かれると思うが、
委員会の報告もされると思うので、ぜひお伝えをいただきたいということを改めて二点申し上げたい。

一点は危機管理室の役割を高めていただきたいということ。
陳情の審査のなかでも申し上げたが、実際に福島第一原発の状況をみても、収束はしていない。
これから陳情は増えるだろうと思う。そうして、各委員会にその陳情がかかったときに、
所管の方がいないということで、議論が進まないということは、区民の皆さんに対して、非常に申し訳ないことだと思う。

ですから、危機管理室が対応できる委員会、総務委員会になると思うが、そこですべて受け入れていく
そして、すべてきちんと審査ができる、そういう対応をできるよう、危機管理室としてとっていただきたい。

二点目は、前回の委員会でも確認をさせていただいたが、
区民の方々が測定結果を持って行った場合、必要であれば線量を下げるための対策をとっていただくということを徹底していただきたい。
これは日常管理としてということでお話しがあったが、そのことについては、改めて会議のなかでもお話しをいただきたい。

 

■食品検査機器の貸与は? 学校給食時のお弁当の開始は?

間宮委員 確認をさせていただく。
検査機器に対しては貸与されることになったのか、どうかということが一点。
学校給食については、前回教育委員会の所管だということで、
お弁当の持ち込みについて、その後どうなっているかということについては、分からないということだったが、
それについて分かったことがあれば。

かやま課長 消費者庁の貸与の申請の結果については、1031日に返事があり、
今回第一次の配分、合計
24台については、比較的ふだんから線量の高い地域に優先するということであり、
配置される予定が岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉の、それぞれの県、市町村に
配置される。
ただ、第二次の案内が
111日付できている。
これについては、一次で申請した自治体については、
申請の変更がなければ、手をあげている状態がそのまま継続される
ということになっている。
また第二次、第三次という案内もあるので、
そのなかでの状況を見極めて今後考えていきたい。
 

渡辺部長 学校給食のなかで、希望される方についての弁当の持ち込みは認めるということについては、
明確に  の方でお答えしているとおり。

ただ、事務手続き的なものがあるというふうに聞いており、実際いまどういう状況になっているかというのは
確認はしていない。入り口としてはオーケーだということで、ご理解いただければと思う。

 

間宮委員 ぜひ確認をお願いする。

■所管の部がいないということで,審議ができないということではならない。危機管理室の役割を高めていただきたい。

この委員会にかかっている陳情の審査にあたり、所管する部がいないということで、審議が進まないということであってはならない。
再三申し上げているように、危機管理室の役割を高めるということが非常に大事だと思う。
渡辺部長はじめ、執行部として、ぜひ危機管理室の役割を高めていただくということを、さらに強く申し上げていただきたい。

■食品検査機については購入を。また、給食食材の検査を。
食品検査機器については、被災地が優先になるだろうと、本会議でも申し上げたとおりとなった。
ただ、いま実際に心配されている方々がいること、そして、
国の検査体制が十分でないということから、そこをかいくぐってくる食品があるので、
わが区として対応をしていこう、検査をしていこう、ということが基本ではないか。

消費者庁の機器貸与には、大変残念ながら第一次はもれてしまったが、
第二次の対応を待つということも一つであるが、やはり区として購入をしていくという姿勢が必要なのではないのか。

■杉並区の決意
杉並区の場合は、価格として
2200万円のゲルマニウム半導体検査機器の購入と聞いている。
これは、区民の不安を解消するためだと、きっぱりと杉並区の担当者の方は言い切っておられた。

江戸川区が貸与されるものについては、課長がおっしゃっていたように、
暫定基準値の
2分の1を超えた場合には、再検査が必要になるということである。
杉並区がおっしゃっていたのは、そういったスクリーニングでは間に合わない。
だから再検査をしなくても、
一発でわかるように、ゲルマニウム半導体を購入するのだとおっしゃっておられた。
これは、区民の皆さんの願いに応えること、そして、分からないものがあるものに対して、
少しでも内部被ばくを下げていく、線量を下げていくといったことのために、
杉並区は、区民の皆さんに寄り添った結論を出されたんだと
思う。
江戸川区としても、第二次、第三次の対応を待つのではなくて、購入をご検討いただきたい。

また、決算特別委員会では、この機器の貸与がされたとしても、給食というのはまだ考えてはいないというお返事であった。
流通とか食品、そういうものについて一般的に考えていくということであったと思うが、
これについては、これだけの陳情がだされ、文教委員会にもかかっている、給食について、
借りられた場合に、また、購入した場合には、きちんと考えていただきたたいと思うところである。
その検討はされているか。
 

渡辺部長 学校給食の食材の測定については、教育委員会のほうでも考え方を述べていると思うが、
いまの段階で、仮に区が貸与を受けたとしても、
一般流通食品のなかからピックアップをして、安全性の確認をさせていただくということで、
今の段階では、学校給食の食材を、その機械をもって検査をするという考え方は持っていない。

間宮委員 今の段階では、という部長の言葉に、望みを託したい。
いまの段階では,その考えはないとしても、これは早急に検討をしていただきたいと思う。
一番感受性が強いのが子どもだといわれているわけであるから、
学校給食についてみなさんがご心配であることは当然のこと。
であるから、借りた場合、また買った場合においても、学校給食の食材をきちんと計測をするということが必要だと考える。

杉並区は、
たしかに検査をすることは、非常に大変だとおっしゃっていた。
江戸川区としては、23日、食材の検査にはかかるだろう、だから学校給食の食材をやるにしても大変だというお話であったが、
ゲルマニウム半導体であれば、数時間でひとつの食材について、結果が分かるとのことであった。
学校給食に対して、きちんと検査をしていくということを、ぜひお考えいただきたい。ご検討をお願いする。
 

 


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