都市計画変更及び小松川ジャンクション新設事業について
東京都都市整備局都市基盤部街路計画課から、
日本共産党松江支部の方が、聞き取ってくださいました。
そのまま、お知らせいたします。
Q. 新設事業の構想は、いつ、どこから出てきたのか?
A. 計画が表に出てきたのは、首都高速道路(株)が作成した「渋滞対策アクションプログラム」のなかで、中央環状線の機能強化のために「小松川ジャンクションの新設」の必要性がうたわれてからだ。都はこれを受けて、どういう形でできるか平成18年ごろから内部で検討を始めた。
Q. 道路の拡幅工事のために、立ち退きなどを迫られる世帯数は?
A. 将来どう拡幅されるのか、案で示したものは空撮によるもので、実際には現地に行って測量しないと分からない。
Q. 計画変更の素案では、現在30.7m~38.2mの道路幅を、新設後は48.7m~62.2mに拡幅することが明記されている。これで見る限り、道路幅が18m~24m(単純に割って片側9m~12m)住宅地に食い込むことになる。その範囲の住民が立ち退かされることになるのではないのか。
A. 正確な数字は測量をしないと分からない。測量によって1m~10mの差が生じる可能性がある。立ち退き戸数の概算は出るが、誤解が生じるので示すことはできない。
Q. では、いつ提示できるのか。
A. 都市計画事業の認可が下りたあとの、事業説明会後か次の段階の用地にかかる人を対象とした用地補償説明会のころとなる。事業説明会は平成22年度を目指している。
Q. 用地測量は用地補償説明会の後になっているが…。「測量しないと示せない」といったことと矛盾しないか?
A. 事業手順のなかの「用地測量」は宅地内の測量のことをいっている。測量は道路測量と宅地の測量の2段階に分かれていて、道路の測量は都市計画事業の認可が下りなくてもできる。道路の測量が終われば、立ち退き対象者がおおよそつかめて、示すことができる。(このあと折り返し電話が入ってきて、「道路の測量は都市計画事業の認可が下りなくてもできる」としていた個所を、「道路の測量は事業説明会後に行う」と訂正してきた)
Q. 付属街路の変更区域の中で、親水公園東側の用地は?
A. 交差点の処理のためのものだ。
Q. 交通量の増減について聞きたい。説明会でのスライドで、現在の6万4,000台が平成41年度には8万7,000台になるとのことだったが、どの道路のことで調査地点はどこか。
A. 中央環状線に行かない、高速7号線の交通量だ。調査地点は中央環状線の西側、荒川を渡ったところだ。
Q. 2万7,000台というのは?
A. 7号線と中央環状線の連結路の交通量で、いずれも上・下線の合計数だ。
Q. 中央環状線の渋滞が、いま以上にひどくなるのではないのか?
A. 現在、中央環状線の交通量は8万4,000台だが、それが6万6,000台に減少すると予測している。現在の交通量は国道14号線の北側での調査だ。
Q. なぜ、中央環状線の交通量が減り渋滞が解消できるといえるのか。
A. 現在、東京外かく環状道路の千葉区間(千葉外環)と品川線をつくっているので、完成すれば渋滞は減るとみている。中央環状線の渋滞は千葉外環がないことの影響が最も大きい。
Q. 千葉外環と品川線は、いつ完成するのか。
A. 品川線は平成25年度完成予定で、千葉外環は平成27年度の完成を目標にしている。
Q. いま、中央環状線の渋滞解消に最も影響が大きい言われた千葉外環の完成目標が27年度だということは、小松川ジャンクションの完成予定が平成26年度だから、1年間はこれまで以上の中央環状線、高速7号線の渋滞を覚悟しなければならない、ということになるが…。
A. 中央環状線の堀切、小菅、板橋、熊野町の各ジャンクションも渋滞に影響を与えており、その改良を考えて計画を立てている段階だ。
Q. 最後に大気質、騒音、振動などの県境への影響調査はどこで?
A. 中川より東側の7号線沿いの道路上数か所、最も厳しいと思われるところで調べた。
以上
東京都都市整備局都市基盤部街路計画課から、
日本共産党松江支部の方が、聞き取ってくださいました。
そのまま、お知らせいたします。
Q. 新設事業の構想は、いつ、どこから出てきたのか?
A. 計画が表に出てきたのは、首都高速道路(株)が作成した「渋滞対策アクションプログラム」のなかで、中央環状線の機能強化のために「小松川ジャンクションの新設」の必要性がうたわれてからだ。都はこれを受けて、どういう形でできるか平成18年ごろから内部で検討を始めた。
Q. 道路の拡幅工事のために、立ち退きなどを迫られる世帯数は?
A. 将来どう拡幅されるのか、案で示したものは空撮によるもので、実際には現地に行って測量しないと分からない。
Q. 計画変更の素案では、現在30.7m~38.2mの道路幅を、新設後は48.7m~62.2mに拡幅することが明記されている。これで見る限り、道路幅が18m~24m(単純に割って片側9m~12m)住宅地に食い込むことになる。その範囲の住民が立ち退かされることになるのではないのか。
A. 正確な数字は測量をしないと分からない。測量によって1m~10mの差が生じる可能性がある。立ち退き戸数の概算は出るが、誤解が生じるので示すことはできない。
Q. では、いつ提示できるのか。
A. 都市計画事業の認可が下りたあとの、事業説明会後か次の段階の用地にかかる人を対象とした用地補償説明会のころとなる。事業説明会は平成22年度を目指している。
Q. 用地測量は用地補償説明会の後になっているが…。「測量しないと示せない」といったことと矛盾しないか?
A. 事業手順のなかの「用地測量」は宅地内の測量のことをいっている。測量は道路測量と宅地の測量の2段階に分かれていて、道路の測量は都市計画事業の認可が下りなくてもできる。道路の測量が終われば、立ち退き対象者がおおよそつかめて、示すことができる。(このあと折り返し電話が入ってきて、「道路の測量は都市計画事業の認可が下りなくてもできる」としていた個所を、「道路の測量は事業説明会後に行う」と訂正してきた)
Q. 付属街路の変更区域の中で、親水公園東側の用地は?
A. 交差点の処理のためのものだ。
Q. 交通量の増減について聞きたい。説明会でのスライドで、現在の6万4,000台が平成41年度には8万7,000台になるとのことだったが、どの道路のことで調査地点はどこか。
A. 中央環状線に行かない、高速7号線の交通量だ。調査地点は中央環状線の西側、荒川を渡ったところだ。
Q. 2万7,000台というのは?
A. 7号線と中央環状線の連結路の交通量で、いずれも上・下線の合計数だ。
Q. 中央環状線の渋滞が、いま以上にひどくなるのではないのか?
A. 現在、中央環状線の交通量は8万4,000台だが、それが6万6,000台に減少すると予測している。現在の交通量は国道14号線の北側での調査だ。
Q. なぜ、中央環状線の交通量が減り渋滞が解消できるといえるのか。
A. 現在、東京外かく環状道路の千葉区間(千葉外環)と品川線をつくっているので、完成すれば渋滞は減るとみている。中央環状線の渋滞は千葉外環がないことの影響が最も大きい。
Q. 千葉外環と品川線は、いつ完成するのか。
A. 品川線は平成25年度完成予定で、千葉外環は平成27年度の完成を目標にしている。
Q. いま、中央環状線の渋滞解消に最も影響が大きい言われた千葉外環の完成目標が27年度だということは、小松川ジャンクションの完成予定が平成26年度だから、1年間はこれまで以上の中央環状線、高速7号線の渋滞を覚悟しなければならない、ということになるが…。
A. 中央環状線の堀切、小菅、板橋、熊野町の各ジャンクションも渋滞に影響を与えており、その改良を考えて計画を立てている段階だ。
Q. 最後に大気質、騒音、振動などの県境への影響調査はどこで?
A. 中川より東側の7号線沿いの道路上数か所、最も厳しいと思われるところで調べた。
以上
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