江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

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障害者の親なきあと施設について(決算特別委員会/福祉費)

2010-10-08 | 障害のこと・精神医療のこと

◆間宮由美 委員 二つ目になりますが、今度は親なき後施設ということで、多くの会派の皆さんが取り上げてきている一つだと思います。これもどうしても必要な施設だと考えるんですけれども、御認識や検討状況などをお聞かせください。

◎吉澤尚志 障害者福祉課長 保護者なき後の入所施設という課題は、重要な課題であるという認識はしているところでございますが、具体的な検討についてはまだしていないというのが現状でございます。

◎渡辺浩 福祉部長 今、親なき後の対策ということでございますけれども、これについては非常に重たい課題だと。御案内のとおり、障害をお持ちの方の平均年齢も上がっていると。それからそれを支える家族の方の年齢も上がっているということで、一番心配しているのが親なき後の対策だということは重々承知をしておりまして、区長が本会議で答えたとおり、非常に重たい、重要な課題だと、そういう認識はしっかりと持っているところでございます。

 今、具体的にはNPO法人等でグループホーム、ケアホームという小規模な、地域で生活できる、そういった生活の場を幾つかつくってございまして、現在26カ所でございます。最近の整備状況を申し上げますと、21年度に5施設増えておりまして、22年度には2施設増えて、またさらに今年中にもう1カ所増えるというふうな状況がございます。こういった整備に関しましては、東京都が直接事業者のほうに補助をする制度がございまして、こういった制度の御案内とか、そういったことをしながら整備を進めて、地域の中で安心して暮らせる環境を今つくっているところでございます。こういったものをしっかりと活用しながら、区内で親なき後の対策が進むようにやっていきたいと。それからもう一つ入所の大きな施設としては、御案内のとおり、一之江あゆみの園という施設がございまして、こういった施設の整備につきましては、区が一定の整備補助を行ってやってきたところでございます。
 今の状況は、課題認識としては非常に重要な問題であるという認識と、現状そういう形でサポートしているということでございます。

◆間宮由美 委員 グループホームですとかケアホームですとかが順次増えていっているということは非常にありがたいことだと思っています。ただ、それこそ入所している方がお年を召して、高齢になってきます。そうすると、今、本当に、若い障害者の方であれば温かく、いい家庭のところなんだけれども、やはりバリアフリーになっていないとか、一軒家の中でですから、なかなか難しいことも出てきています。ですからそういったところへの援助も含めてになると思いますが、そこも含めてお願いをしたいと思います。

 先ほど高齢者の特養についてお聞きしたとき、区長は努力していることもちゃんと認めてほしいとおっしゃったんですが、私は、親なき後にしても、それからまた先ほどの特養にしても、区が一生懸命考えてくださっているということは本当に認めています。ただ、事は急がなくてはならないことということになると思いますので、ぜひ具体的なところで増やしていただきたいと思っております。


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