江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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嚥下内視鏡検査の機材を購入してください。(決算特別委員会/健康費)

2009-10-06 | 介護・医療・高齢者のこと

この検査ができれば、食べるということへの希望を見いだすことができます。
今回私は、大学病院の口腔センターのお医者さんにお話をうかがい、質問に臨みました。
遅々としているこの件について、なんとか道を開きたいと考えたからです。

その病院は、父がお世話になった病院でした。
先生とお話ししていたら、胸が詰まって涙が出てきてしまいました・・・
口腔介護リハビリテーションセンター

〈健康費・総務費〉
間宮委員 歯科医師会さんからも要望されている機材です。
20年度から要望させていただいている、「嚥下内視鏡検査機材170万円」の購入についてお聞きします。
歯科医師会さんからも、口腔保健センターへの設置が要望されています。その後の検討はいかがなっているでしょうか。


丸山健康推進課長 話し合いが良い方向に行けば・・・ 
事情は重々お聞きしておりまして、現在歯科医師会と医師会の間で、相互の協力体制を組もうという形の話し合いが進んでいます。その話し合いが良い方向に行けば、今のお話の、前提条件ができるのかと思います。


間宮委員 お医者さんにうかがいました。
前にも相互の体制を組もうというお話はあったと思いますが、何か打開の道がないものかと私も考えまして、大学病院の口腔介護リハビリテーションンセンターのお医者さんにお伺いしました。
日本老年歯科学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会というところで、嚥下内視鏡検査の基準を作っているということでした。また、認定された研修施設が実施する研修を終了した者ということで、きちんと研修を終了した方、訓練を受けた方が行なう検査ということでした。

今のお答えによると、相互の体制を組もうということで、前向きにお話がされているようですが、これまでは、他の科の方が一緒にいないとできないと聞いていました。そこの点についてはいかがでしょうか。


丸山健康推進課長 あくまで歯科医師が単独では行なわない。医師会と歯科医師会の協力体制が鍵。
歯科医師が、嚥下内視鏡を単独で直接扱うということは、想定していないということが前提にあります。大学病院とか総合的に内科医だとか耳鼻咽喉科のお医者さんがいるところでは、歯科医が扱っても、現実には隣の科で何かあったときには対応できるというようなことで、解釈上はされています。

私どもの口腔保健センターで、単独で歯科のお医者さんがこれをやるということは、かなり厳しいことと思っているので、江戸川区医師会と歯科医師会で協力関係をしっかり作って、そういうことができれば、この話も前向きに進むのかなということで、以前お話しした。


間宮委員 研修を終了した歯科医であれば、検査ができます。
先ほどお話ししたように研修を終了した者がきちんと検査ができるということなので、他の科の先生がいないといけないということではないということを大学病院で聞きました。ですから、今お話しあいはされているということですが、以前と変わっていないのかなと思いますので、さらに、口腔保健センターと歯科医師会、そして、医師会との話し合いをぜひ進めていただきたいと思っています。

食べるということの希望を、見いだすための検査です。
誤嚥性肺炎は、高齢者にとって命取りになります。だからといって、食べることをやめて、胃に穴をあけて胃ろうにすれば、誤嚥性肺炎の可能性はなくなるかもしれない、しかし、食べるということの希望も一緒になくなってしまいます。そうしないためにも、少しの希望でも見いだすためには、きちんと飲み込めるのか、飲み込んだものが、きちんと胃に入っているのか、そのことの、より正確な診断が必要です。

その正確な診断が行なわれることで、どこまで、何を食べることができるかということがきちんとわかってきますので、ぜひ早く、嚥下内視鏡検査を区内で受けられるようにご検討ください。よろしくお願いします。

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