視察③ 広島県庄原市立 庄原小学校のキャリア教育

学校内の生活の中の係活動や役割分担は、どこの学校にもあります。
そこに、すべてを、仕事とつなげるという視点を持つこと、
そして、ぶつ切りではなく、９年間を通しての系統立てたカリキュラムにするということで、
そこにはさらに深い意味が生まれてくるのだと分かりました。

離職の原因に、「人間関係」をあげる人がとても多いという統計を数日前に見ましたが、
このキャリア化の中では、人間関係形成能力をつけていこうという目標もあり、
実際に今日の授業の中でも、「お年寄りが来たら、何を差し上げますか。お茶？コーラ？ミルクティ？
では同じ４年生が来たら？」ということを、相手の身になって考えあうもの、
あるいは、「僕の自由だ」という言葉を題材に、トラブルを回避する方法、
トラブルになったらどうしたらいいかなどを、考え合う授業がありました。

本当は、たくさんのお聞きしたいこと、討論しあいたいことがあったのですが、
残念ながら、時間がきてしまいました。
バスに乗って、また２時間かけて帰らなければなりませんので、仕方がありません。
後に、議会事務局を通して、文章ででも、お聞かせいただくことになりました。

現場を見て、現場の話を伺うことで、とても勉強になりました。遠かったけれど、
来てよかった。そう思える視察先でした。

（きのうは途中になっちゃったのに、今日は何で長くかけるの？と思われてる方が
いるかもしれないので・・・今晩は、実は宿泊しているホテルには、パソコンルームがありませんでした。
ですから、インターネットカフェの場所をお聞きしたところ、
すぐそばにある大きなホテルに確かあったと思うと、電話をして聞いてくださいました。
そしたら、本当はそのホテルの宿泊の方だけだそうですが、ご近所のホテルと言う事で、
快くパソコンブースを貸してくださったのです。だから今晩はそこから発信しています。ありがたいことです。
ノートパソコンほしいなあ・・・）

学校の会議室でまず出されたのが、和菓子とお抹茶。これにはとても驚きました。
そして、写真に残そうと思いながら、手をつけずにそのまま授業を見に行って帰ってきたら、
もう片付けられていて、次に出していただいたのが、コーヒーでした。
「もてなしの心遣い」に、思わず、感心をしたお抹茶やコーヒーでした。