江戸川区議会議員 間宮由美のblog * ひとりじゃないよ。プロジェクト*

希望を届けることが私の仕事です。
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認知症の早期発見に使命をかける病院

2007-11-21 | 議会のこと
江東区にある高齢者医療センターは、急性期の老人医療と、認知症に対応することを主眼においています。
とくに、認知症については、PET CTという映像を使い、認知症の早期診断をしています。
認知症の早期発見、早期治療で、重症化を遅らせるという、高い使命を持ってとりくんでいます。

ところが、ここへも、東京都の援助打ち切りの大きな波がかぶされました。
もともと、認知症医療は、不採算医療だといわれており、これまで補助金がだされていたが、
それを8年間で0にすることになっているとのこと。
1年間10億円の赤字については、病院で考えなさいということらしい。

そこでおきていることは、平均在院日数を減らすこと。
2週間以内のところを、「努力して」13日の在院日数にする。

これは、この病院だけのことではなく、今日本中の病院で起こっていることです。
病院が悪いのではない。
日本の医療制度を、人間の立場に立たずに改悪し続けている今の政府、今の政治が悪いのです。

まったく、ひどいことだと腹を立てながら、熟年者支援特別委員会での視察を終えました。

左上のきれいなプレートは、患者さんが、自分の部屋がわからなくならないように、
部屋番号とともに、部屋ごとに美しい図柄が書かれいます。
こういうことが、人間を大事にしているというだと思います。
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