コブシの花が、青い空にきれいに咲いています。
春がやってきています。
旅立ちの日に
白い光の中に 山なみは萌えて
遥かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に心ふるわせ
自由を駆ける鳥よ 振り返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢を託して
懐かしい友の声 ふとよみがえる
意味もないさかいに泣いたあのとき
心通った嬉しさに抱き合った日よ
みんな過ぎたけれど 思い出強く抱いて
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に夢を託して
今 別れのとき 飛び立とう 未来信じて
弾む若い力信じて この広い この広い大空に
「歌には、人の心を変えていく大きな力がある」
荒れた学校を、歌を通じて立て直そうとした先生たちが、
生徒たちのためにつくったこの歌は、
今では、その学校の生徒たちだけでなく、
全国で歌われ、全国の生徒たちの心を開いていっています。
だからこそ、最後の授業、卒業式に、出席してほしかった。
今年の卒業式に欠席をした生徒は8人。
いろいろな事情があるのだろうけれど、
15歳の君たちには、友だちと一緒に
一つひとつのことを乗り越えていってほしいと
心から思うんだ。
こんなにたくさんいるうちの、8人。
でも、その8人は、
友だちと一緒に歌えなかったことで、
これからの人生をどう歩んでいくのだろう。
希望はもっているのだろうか。
いい仲間はいるだろうか。
たくさんのおめでとうとともに、
心がチクチクする卒業式、だったのでした。
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秩父とは存じていましたが、歌碑もあるんですね。
子どもたちへの愛情が満ちあふれた、
とてもいい歌ですね。