５月２１日。
何か世紀の宇宙ショーを見逃してはいけないとソワソワしています。
と言いながら、日食グラスも準備していない私です。
朝、ゴミ袋がないのに気が付いて、コンビニに行きました。
「日食グラスは売り切れです。」の貼り紙のそばに、
テレカサイズで中心を星形にくりぬいたカードがありました。
店員さんは親切な説明とともに一枚を渡してくれました。
「ありがとう。」と帰りかけて、「私お金払ったかしら？」
「いえ、まだいただいていません。」
ちょっと焦り気味…。
その瞬間が近づくと、あたりが少し暗くなり、それもいつもの暗さとは違って、
とても神秘的な雰囲気です。
ベランダの向こうからも、
「わぁ、きれい。早く見に来なさいよ。」親子の会話が聞こえています。
金環日食の原理がわかっている現代に生きる私たちでさえ、
今日の現象を神秘的に感じます。
その理屈のわからない古代の人々は、この自然現象にさぞ驚き、脅威を感じ神に祈ったことでしょう。
テレカから見た日食です。
片手にテレカ、片手にカメラ。
そのようなわけでうまく撮れませんでした。
指で作った輪も日食ですね。
これは知り合いの方が写したものです。
木々の間からの木洩れ日が素敵なデザインをかもしだしています。
この天体ショー、正月の初日の出を待つ…それとは違い、
大きな歓声やどよめきが聞こえて来ました。
次回は１８年後の２０３０年６月１日に北海道で見られるそうです。
