今日はエコクラフトの日です。
先生から、葉っぱで作ったバッタを見せていただきました。
「このバッタはなんという葉で作られているのですか?」
「すすきみたいな葉ですが。」
「シュロと言いますよ。」両手を広げて、先生は葉の格好を教えてくださいました。
その「シュロ」を2本と、バッタをいただきました。
家に帰り、[シュロ]を1本持って散歩に出ました。
グッドタイミング、花の事は何でも知っている名人に会いました。
「シュロってどういうの?」
水分が乾燥して葉の両側が、内側に少しくるんとなってきた「シュロ」を見せました。
名人は、「シュロで、昔蠅たたきを作ったのよ。あれはしっかりしていてね。それから、まだ水道が無くてポンプで水を汲んでいた頃、シュロの幹の糸状の物で、水を濾したりしていたの。どの家にもシュロがあった気がするわ。」と言われました。
そんな話をしているうちに、道から少し入ったところで「シュロ」らしきものを発見。
名人いわく、「これは似ているけれど、どうかな?」
でもそのシュロは、先生がジェスチャで手を広げられたものにそっくりなんです。
「これ、先生の説明にそっくり。」と私。
私も、この木?ならどこかの庭先で見た気がします。
でも、名人が「これがシュロでは」と思っている個所まで、おしゃべりしながら歩いて行きました。そこで、私が持ってきたものと比較して…。
「これは、葉の表面がざらざらしていて、これとは違うから、やっぱり、先ほどのあれがそうだね。」
また、おしゃべりをしながら、今来た道を引き返します。
「シュロ」は道から少し入った、ちょっと怖そうな?処に生えています。へっぴり腰の私を見て、名人は私に代わってシュロを折ってくれました。
「ああ、良かった!私これで「バッタ」をいっぱい作れる。ありがとうございます。」
2枚のシュロを持って、子供みたいに大喜びで帰る私です。
さあ、バッタ作りに挑戦!
その出来栄えはいかに!!
手先の不器用な私にとって前途は多難です。