MANNA MEZZO de la ひとやすみ

ヴォーカリスト、ゴスペルクワイア・ディレクターのMANNAが綴る、ひとやすみコラム。

TEARS LIVE 9.27’08

2008-09-30 11:53:31 | Weblog
すばらしく楽しい一夜になりました

来場のお客様が去年同様満足して帰っていってくれたのがなによりです。

思い返すと今のTEARSに変わることができたのは一昨年の直前1WKの火事場の馬鹿チカラによってかなと思います。
あの年は毎年大勢の来場者の前でげたおさんのような素晴らしいバンドに引っ張ってもらうのに馴れてしまってて練習にも集客にもみんなのちからが結集できず、1週間を切ってチケットは60枚くらいしか売れてなく通し練習も最後の練習でようやくできたって状況
でも最後の練習でみんなは気が付きました。毎年楽しみに来てくれてるリピータに去年以上のものを絶対体験してもらわないといけないんだって。だってその人達の応援があるからいままで歌い続けてこれたんだもの

そしてあの年もちゃんと前年を上回る会場を作りあげることができましたね
この感動を忘れずにこれからも毎年積み上げていきましょう

さて今回はガールズ、オジサンズ、小金井チームといろんなことができたね
マスクワイヤとしてもバンドの横にたっても引けをとらないバランスになれてきた・・て点もあって今回はバンドに前に出てきてもらいました。正解でしたね

アトランダムにかいてみると今回の敢闘賞はガールズ率いて指揮したこばかよ!ゆかちゃんも一緒につくりこんだその思いが声にこもってた。そんなふたりの気持とこばかよの歌う喜びがメンバーに乗り移ってメンバーのいいとこがクローズアップされたようなサウンドでした。みんなの心のきずながみえました。
オジサンズはいままでさまざまな音楽にそれぞれたずさわって来た人達の個性とか、くせとかそれが一曲の中あちこちかいま見えて時々はみだしたりぶれたりとそれがまたいい味だしていて・・来場者もそんな年代のオジサンズがたくさん来ていてきっとそんなおじさんたちの心にずいぶん響いたんでないかなーー まさにこのメンバーだから創れた音って気がしました。新しく入ってくれた人もいるしこれから入ってくれる人もいるしコーラスとしてのサウンド、音創りはこれからが本番ですね。個性を持ち続ける部分と一つになる部分・・両方追求していきたいです。

メゾアルトにおいてはチケット係りのあさだちゃんの成長がめざましいものがありました。いつも練習に女性一番乗りで・・あ・・男性はもっと早いのよね・・しっかり音をとっていつのまにか声も豊かに太くなりメゾアルトの声の核になってきました。

ソプラノの課題はこれからコーラスにおいての顔になることです。
トップの音というのはその音楽の表情をつけるパートです。このパートがしっかり顔をもってることによって他のパートの表現が活きる。
音とりが簡単ってことで練習の中で待たされることも多いけどこの時にただ待ってるのでなく自分達で音楽をひっぱってゆく準備をしよう・・てかんじかな・・
音とりとリズムとりは一番うまいパートだけどこれからはそれにとどまっていてはいけない段階に来てると思います。
メゾアルト、テナーはもっと腹筋、横隔膜周りの筋力をかなり強化する必要があります。

小金井は一曲を一年間かけてでも創りたいって意欲がすごいメンバー
今年はいままでのその地道な努力をようやく音にして現すことができたかな
ここまでくるのがほんとに長い道のりです。
これから花開いていけるかな・・と期待してます。

それぞれソロは頑張りました。
わたしは思うんですが音楽ってやればやる程遠のいていく・・
つまりやる程目標設定が高くなり自分が到達したいと思う距離が伸びて相対的になんかもっとヘタになったようにさえ感じる。
今年の自分のソロを自分でどう評価しますか?
自分のいまを認めてあげつつでも絶対いまの自分に満足しない・・これが自分も含めてソロを取った人へのことばです。

なんだかんだいっても楽しく歌うのが一番!そして楽しく歌うにはそれなりの地道な努力がありそれが音楽に現れるときうまくてもへたでも必ず聴いている人の心に届く。
うまい歌を歌うのでなく人の心に響く歌を歌っていこう

アー長かった
つきあって呼んでくれた人ありがとう
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