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~ナースえいや三十にして立つ~
アメリカでCNA→ICU RN→NP

アメリカのお葬式②

2009-11-09 07:49:29 | 【アメリカ】生活全般
前回(アメリカのお葬式)の続きです。


ビジテーションは木曜日の夕方、お葬式&埋葬は金曜日だったので
まっちゃん母、兄、まっちゃん&えいやは火曜日にウィスコンシン入りしました
その日のうちに葬儀場を訪れ、担当者とのミーティングの最中

「グランパは昨日ここに到着したから今日会えるかな~。早く会いたいな~。」

とず~っと思ってたけど、やっぱり会えませんでした
特に「会わせてください!」と交渉した訳ではないけれども
実の娘であるまっちゃん母でさえ
死後に初めてグランパに会えるのはビジテーションの時。
う~ん、なんかしっくりこないな~

そして2日後、木曜日のビジテーション。
ようやく会えたグランパは愛用していたスーツをまとい
綺麗にお化粧されて、棺で眠っていました。
また、退役軍人なので退役軍人のピンバッジをつけており
棺にはアメリカ国旗掛けられていました。

ああ~アメリカっぽいな~素敵だな~

と感動&色々思いだして泣けてきちゃいました

ビジテーションは
クリスチャン形式だけど内容的には日本と全く変わりなし。
棺&お花が前に置かれていて、後ろは家族や弔問客の席



少し違うのは、日本の仏式葬儀のお経に代わるものはなく
ただ弔問客が訪れて、グランパの顔を見て、家族と談話するだけの形です。
あとは、グランパの幼少時~亡くなるまでの写真をボードにして掲示したり
ビデオ(グランパの写真のスライドショー)を流したりしました

明らかに日本と違ったのは服装かな
ビジテーションは夕方ということもあり
弔問客はほぼ仕事帰りに寄るので普段の格好(Tシャツにジーンズとか)で来ます。
まぁ、これは納得出来るんですけど、問題は家族の服装...

えいや、まっちゃん、母&兄は、黒のスーツに
グレーとか濃紺のシャツ、暗い色のネクタイなどを合わせて行ったんだけど
(もちろん私達4人の中では、これが普通の葬儀の格好という認識)
まっちゃん母の兄(グランパ息子、まっちゃん叔父)の家族にはビックリ

まっちゃん叔父は、さずがに自分の父親の葬儀という事もあって
黒のスーツだったけど、その妻であるまっちゃん叔母は
なんと、紅白のセーターに、グレーのコーデュロイ生地のズボン

えぇぇぇぇ~叔母さん、あなた喪主の妻ですよねーーー

まっちゃん従兄弟でも微妙な服装の人がいて
色合い的には暗めの色(濃い茶色とかグレーとか)なんだけど

えぇぇぇぇ~祖父の葬儀にジーンズで来るかーーー

など、価値観の違いにビックリやらショックやら苦笑やら
これにはまっちゃん、母&兄も意見が一致。
叔父家族とまっちゃん母家族の違いが鮮明に浮き出たビジテーションでした


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次回(アメリカのお葬式③)に続く。


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