ネズミの小判は不思議な小判
トゲトゲ心がまあるくなった
ネズミの小判は魔法の小判…
3月に入った頃から、
リハビリ散歩に出かけても
ジョウビタキのおジョーさんにも会えなくなって
寂しく思っていたところ
今日は時々出会う小さな女の子がふたり
初めて「こんにちは!」って挨拶してくれました
聞けば幼稚園年長さんだとか。
山道を行き、折り返して戻ってきたら、またその女の子たち。
今度は「見て、見て!」って手のひらに大事そうに集めた米粒みたいなのを見せてくれた。
わたしと夫「なに?」
女の子たち「ネズミの小判!」
わたし「ネズミの小判⁈」
なんてかわいいのでしょう!
女の子たち「ひとつあげる!」
わたし「え!?いいの?ありがとう!」
5ミリほどの小さな米粒みたいなの。
落としたら、きっともう見つけられないほど小さな小判。
ネズミの小判。
不思議な小判。
じつは少し疲れていたの。
毎日毎日。
リハビリしても目に見えてよくなるわけではないし。
たぶん夫も疲れてる。
ネズミの小判をもらって、
トゲトゲ心がまあるくなった。
ネズミの小判は魔法の小判。
なんだか童話の中に連れてってもらったみたいなひととき。
大事に持って帰りました。
お米と比べると…
こんな感じ。