「くろ谷さん」さんは実は真如堂から徒歩5分ほどのところにあるんです。
子供の頃の記憶では真如堂から墓地を抜けると広いお寺へ入れたような気がします。
子供が好きな抜け道(笑
そこだったのかなぁ?
金戒光明寺(こんかいこうみょうじ)は京都では「くろ谷さん」でとおっています。
それも本当の読みは多分「くろたにさん」なんだけど「谷」が濁って「くろだにさん」と呼ぶ人が多いように思います。
義父母が結婚当初くろ谷さんの敷地内のどこかの一軒に住んでいたと聞いています。
夫が生まれる前のことだけど、引越したあともこのお寺へ遊びに行くことがあったそうで、夫はわたしの真如堂の記憶よりももっと微かな記憶を辿りながら境内を歩いてました。
確か池があってな、と言いながら…
まだ幼稚園へ上がる前のこと「鹿威し(ししおどし)」なるものをここで初めて見て教えてもらったそうです。
お茶室の横にありました。
澄み切った空気に時折響く竹の音は心地良くお寺の静寂さをあらためて感じます。
「紫雲の庭」は枯山水庭園
特別拝観実施中で御影堂・大方丈・そして庭園を有料で観ることが出来ます
御影堂では貴重な文化財をすぐ近くで観ることが出来ました。
例えば3年ぶりに公開の伊藤若冲の「群鶏図押絵貼屏風」とか
これはユニークな角度から捉えられた鶏がリズミカルに描かれていて一羽一羽につい見入ってしまいました。
他にも運慶作と伝わる文殊菩薩とか…
通常は非公開の虎の襖絵とか…
なんでも新撰組の本陣がここのお寺だったそうで書物の展示もありました。
歴史好きにはたまらないですね。
池のそばの小道を進んで
ひと休み
しばらく東屋で腰掛けて池を眺めました。
静かです…
ここは外国人観光客も少なくてほんとに穴場だと思います。
12月8日までライトアップされるので夜間拝観出来ます。池に逆さ紅葉がいっそう艶やかに映るでしょうね。
くろ谷さんのライトアップ日曜日までなので急いで投稿しました。
次回は「やっぱり圧巻の永観堂」の紅葉をお届けしますね。
真如堂の記事はこちらから ↓
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