須原発電所とGSR250と山
前日まで長野は長野でも東信の東御や佐久方面へのツーリングを考えていましたが、
あるブログで気になった場所があったので前日夜に急遽予定変更して南信の大桑村方面へ行きました
下道で往復約600kmの長旅です
朝4時頃に起床し4時半に自宅を出発
距離が距離なので、少なくとも行きは距離を稼ぎ時間を稼ぐために(そして甲府市内の渋滞を避ける為に)止まる回数を減らします
そんな風に走った結果、一番最初の休憩ポイントは自宅から約160kmの道のりにある、道の駅白州付近のコンビニでした(笑)
到着時刻が8時だったので、時間にして3時間半乗りっぱなしだった、と
ただ、そのお陰で狙い以上に計画に余裕が出来ました
2回目の休憩ポイントである道の駅日義木曽駒高原
木曽義仲所縁の地らしいです
途中資料館らしきものの案内看板を見つけ、時間があればと考えてました
続いては道の駅大桑
道の駅大桑を過ぎたところにあるのが野尻宿です
野尻宿は中山道40番目の宿場町で、なかなかの大きさを誇ったらしいです
野尻宿本陣跡
野尻駅
野尻宿とは反対側、R19を挟んだ向こう側に氏神神社の須佐男神社があります
参道途中から野尻宿を眺める
しかし私は宿場町見学の為にここに来た訳ではなく、目的はこちら
奥田工業株式会社の社屋です
旧来の日本家屋が立ち並ぶ旧宿場町に似つかわしくない煉瓦造りの洋風で瀟洒な建物
いつ頃建てられ、またどういった背景があるのか興味があります
ここからはR19を戻りつつ寄り道をしていきます
相ノ沢発電所
ここは元々行く気が無かった(というか、それ以前に存在そのものを認識していなかった 笑)
道を間違えているとは知らずに先に進むと出てきた発電所です(笑)
そしてこちらが本来の目的地であった伊奈川浄水場
ぶっちゃけなんちゃないちっさな浄水場です
あるのは管理棟と下からは何か分からないコンクリート製の何か(笑)
ちなみにgoogleマップ上では『伊奈川浄水場』とありますが、
管理棟らしきものには『大桑村東部浄水場』と書いてあります
前述した施設二つへ行く途上の集落でこんなものを発見しました
拡大してみると・・・
崩壊する前は吊り橋だったんでしょうか
他にもこういったコンクリート製の何かがありました
一体どういった用途なんでしょうね
再びR19に戻り少し北上すると木曽川尾の対岸に見えてくる建物
それが近代産業遺産にも選出されている『関西電力 須原発電所』です
須原発電所入り口付近
上松町に入り、同じく対岸に見える立派な建物
こちらも関西電力の桃山発電所です
竣工年は須原発電所が1922年に対し、桃山発電所は1923年と1年しか変わらないのですが、
こちらは産業遺産に入っていない様です
しかしこちらもシンプルながら立派な洋風建築です
桃山発電所入り口付近
ネットで桃山発電所を調べていて気になっていた事が実は1点ありました
それは『なぜ正面写真は望遠しかないのか』という点です
そして現地について理由がわかりました、発電所の囲いの外は直ぐに木曽川の崖になっており、行けなかったんですね
最後に道の駅木曽福島
本当はもうちょっと寄りたかった場所がありますが、暑くて面倒になったりして止めました(笑)
そんなこんなでこの日はバイクの距離計で624km走りました
時間、体力ともにまだ行けた感はありますが、下道onlyでこの距離なら十分に走った感があるので個人的には満足です
そして何となく福島の南会津までの距離を測ってみると、なんと大桑村に行くより近い事がわかりました
次は日帰りで福島往復ですかね(笑)