前節新潟に劇的な勝利を収めた愛媛FC
その勢いに乗って今節対戦したのは水戸
前節の勝利を生かすも殺すもこの試合次第です
ですが結果は0-1と敗戦しました
試合は開始早々に水戸の茂木選手にゴールを決められるところから始まりました
その後も試合の主導権を握るのは水戸
後半開始直後は愛媛の時間もありましたが、時間と共に水戸のペースに移り
72分に(唯一の正CBの)林堂が負傷交代した時点でそれは決定的となりました
対する水戸も試合開始前に細川選手が負傷し、急遽ボニフェイス選手が出場するというアクシデントがありましたが
開始早々の得点で動揺を鎮めて試合をものにしました
あと、この試合は長谷部監督が何枚も上手でした
愛媛は上背のある選手がいないので、前半の水戸は191cmのジョー選手をターゲットマンにセカンドボールを拾います
しかしポストプレー自体は狙い通りも、ジョー選手自体があまり良くないと判断したのか
後半早々の52分にジョー選手を下げて、身長は低くなるも同じく起点となりえてスピードと献身性のある清水選手を投入します
これは守備よりもやはり点を取りに行くという姿勢でしょう
この後愛媛は(負傷交代も含め)3選手を立て続けに入れますが、それはいつも通りの紋切り的な選手交代です
対して水戸は82分にこれがJデビューとなる平塚選手を入れ、
90分には時間使用もありますが正CBのいない不安定な愛媛の最終ラインを裏を狙うべく浅野選手を入れました
他にも水戸は選手間の距離が良いのも印象的でした
今季初めて水戸の試合を90分通して観る事が出来ましたが、
こんなサッカーやっていれば強いわ、これ(笑)
と順位通りのゲームプランに納得しました
つか、何気に水戸にはホームで10年勝てていないんすね、愛媛は
【DAZNハイライト】2019.5.25 明治安田J2 愛媛FC vs 水戸ホーリーホック
次節はアウェイの岡山です
しかし愛媛のアタックを担っていた神谷と長沼がトゥーロン国際大会に召集され2~3戦離脱します
そして林堂も計算出来ないでしょう
そうなると今まで機会の少なかった選手に出番が回ってきます
彼らの力に期待しましょう