勝てない
愛媛の時間帯であったり得点の機会は作るけれども、決めきれずにその機会を逃す
そして相手にはきっちり決められる、ちょっと難しいサイクルに嵌っています
そして以前の様な前半早々の失点は無くなっているものの、逆に後半の勝負所で踏ん張れず失点の傾向が増えているような
あちらを立てればこちらが立たず、そんな歯がゆいチーム状態です
この日も前半何度かゴール前で決定機を作るものの、
(これはセンターライン付近での金沢の守備の強度がそれほど高くなかった事にもよります
この日は気温はそれ程高くないものの、湿度が80%超と蒸し暑い為に意図的に後半勝負の配分にしたんでしょう
勿論強度が低かったのはその部分のみで愛媛の後方でのパス回し時の前線からのプレス、
また最終ラインでの守備意識は流石柳下監督と言えるものでした)
結局その時間帯で得点を奪えずに前半を終えると、後半流れが金沢にグッと寄ります
57分、58分とたて続けにピンチを迎え
69分、ついに失点してしまいます
相手の中途半端なパスが山﨑の元に来ますがそれを山﨑が処理をミスし
そのミスを逃さなかった金沢の垣田選手がボールを奪うと岡本の1対1を制し、ボールをゴールへ沈めます
更には75分、セットプレーの中からファウルを犯し相手にPKを与えます
一度は岡本が防ぐものの、きっちり詰めた山根選手が今度はしっかり決めきり金沢へ2点目が入ります
そして試合はそのまま終了し、愛媛は0-2で負けました
一失点目の山﨑のプレー
あれはまぁ方々で叩かれており、確かに安易なプレーではあったのでそれは已む無いでしょう
ただ、この日もそうですがここ数試合山﨑が(かつての浦田の様に)相手ゴール前に積極的に上がる事で得点機会が増えいるのも事実です
前節東京V戦の前半がそうであったように
そしてこの日のような蒸し暑く息苦しい天気に前半飛ばすと、後半そのツケが回ってくるのも当然でしょう
その疲労の結果があの失点に繋がったんですね
そうなるとこれは山﨑一人の責任ではなく、こうなる事が容易に想像できたにも関わらず手を打たなかった
監督コーチ陣の戦術ミスとも言えます
2失点目はPKを防いだ岡本の弾く位置が悪かったのもアレですが、
何よりも愛媛側の出足が完全に遅れていた事の方が良くないんじゃないでしょうか
【DAZNハイライト】2019.7.27 明治安田J2 愛媛FC vs ツエーゲン金沢
次節は中三日でアウェ長崎戦です
ちなみにかつて木山監督の頃愛媛でプレーした茂木がこの夏レンタルで再び愛媛に帰ってきました
これで守備の強度は勿論、最終ラインからの縦パスという意味で攻撃の強度も上がると信じたいです
あとは攻撃のカードを何とか補強したいですね
タイプとしてはかつての白井のような独力でペースを作れる選手を