「治りませんように」？

「治りませんように」とは、本当はもっと辛い病気と自分が共存をすることをつづったルポ本のタイトルなのですが・・。結局人間関係の病気は医者で薬で緩和しても、もちろん現実としての病気は人間関係の中、社会で暮らせてしか治せない、治ったとは言えないようです。医師に「おかげさまで」という人はまた再発し、再発のない方々は医師以外の周囲にも「おかげさまで」とおっしゃる方だとか。

簡単なようで、出来ないのでしょう。それに人が多いといちいち真剣だと疲れます。仕方がないけれど、希薄過ぎても・・の加減は難しいものです。

外では「可愛い」も、ちびっこ、いたずら大好き。私のひざかけにバレバレに隠れて、はがされてヤンチャ顔。大人になるのもヤンチャがやむのも、「治りませんように」。これも飼い主との関係、個性がお互いに発揮できればと願ってやみません。

「３本の木」という本も、それぞれ夢のあった木が思いがけないみすぼらしい物になって夢も忘れたころ、宝石箱でなく飼い葉おけになった木は幼子を寝かせる飼い葉おけになり一番の宝を入れた箱になったことに気づく。大きな船になりたかったのに漁船でボロボロになった木は、嵐を一言で納める「主」をのせた一番大きな船になったことに気づく。最後の木は世界一高い木になりたかったのに十字架になってしまった。でも自分が世の中で忘れられない木になったことに気付いた。夢以上のものに出会った・・と。うちのチビちゃんも、ここが一番だと思う一瞬一瞬になってもらえますように。

小さいのに番犬らしい態度を見せるのも、責任感か真剣に宅配の人に立ちはだかりますが、小さいので危ないです。でもお仕事は取り上げず、頼ってみたいと思います。案外「眼つぶし」とか強そうな速さが売り物です。ラテンに強気で柴犬、秋田犬に戦う姿勢を見せますが、飼い主ごと倒れされそうなので、そこはおとなしく「可愛い」でいいです。後はベランダにハトが来たら走っていくことを躾けております。結構頑張り、朝５時からやってました。でも「ほうれんそう」の報告があるのが辛いところ・・。上官はご褒美をあげなくてはいけないので仕方がないです。